ふじみやま。勝手に命名してしまいました。ほんの出来心で、他意はありません。裏は花色木綿です。塩坂峠の北側、足利市の白図で、294.4mの標高が書かれているピークです。何度か通過している場所ですが、富士山がくっきり見えることに初めて気付きました。で、富士見山です。正しい名前があるようでしたらすぐさまお詫びして訂正します。塩坂峠からも富士山を見ることができました。塩坂峠まではこちら
砂埃と重機、ダンプトラックの騒音に追われるように、案内板のある塩坂峠の入口に辿り着きましたが、大きな富士山の展望で、不快感はすっかり解消されました。

弘法大師が掘り当てた塩の井戸伝説は全国にありますが、ここ塩坂峠では、大師様、失敗されたようで、普通のお水を飲もうとして錫杖をついたらしょっぱい水が出てしまったという。他所の塩の井戸伝説では塩のない山中で困っている人びとのために塩水を出して、煮詰めると塩になるよと、塩が目的の井戸を錫杖をついて湧かせているようです。

で、塩坂峠から北に進み、最初のピークで振り返ると富士山です。遮る木々もなく、雲に浮かぶ霊峰富士の姿が望めます。これだけの展望があれば、富士見山と呼んで差し支えないように思いますが、いかがでしょうか。富士見山から派生する尾根を東に進むと四等三角点のあるピーク、西に下ると御堂山(みどうやま)ですが、未踏です。

inserted by FC2 system