らいでんおね。本城1丁目の雷電神社の奥から関東ふれあいの道まで、両崖山麓ハイキングコースとして整備された道が伸びています。本城雷電山(らいでんさん)から江川八幡宮の道は雷電山の項で紹介しました。雷電山まではそちらをご覧ください。

雷電神社は、かつての足利城の城郭内で、永正九年(1512)長尾足利氏の三代景長が城の守護神として祀り、「小谷雷電(こやらいでん)」の名で、近郷近在の庶民の信仰を集めたということです。(台一雄/足利の歴史散歩より)

雷電山からの道は露岩の尾根上の道で、しっかりとした道が主稜まで付けられています。雑木林に松が混在していますが、道に枝がかぶることもなく、展望に恵まれた快適な尾根歩きが楽しめます。四季を通して歩けるコースでしょう。途中に道標やテープの類いは見当たりませんでしたが、迷うところはありません。一カ所だけ、注意する程のこともないのですが、ベンチとテーブルのある206.6mピークの先で林道に下る道があり、そちらの方がはっきりとしています。関東ふれあいの道へは、少し篠のかぶった左の道を行きます。
関東ふれあいの道の最後は、歩幅のあわない石段になり、砦跡を思わせる段差を越え、大きな道標のあるピークまで一踏ん張り。道標には雷電神社と大きな文字で書かれていました。

これだけ綺麗な尾根道で、名前がついているのは雷電山だけなのは残念です。そこで山名について提案します。153.2mピーク、町の眺めがなかなかのピークです。このピーク、江川山で如何でしょうか。
206.6mのピーク、小谷(こや)弁財天の上の山ということで、小谷山はどうでしょう。小谷はこの辺りの昔の地名で、両崖山も以前は小谷山と呼ばれていたようです。
大きな道標のあるふれあいの道とのジャンクションピークは北物見山などと呼んでみたいのですが。
雷電山の西のピークは、すんません、種切れです。西雷電山くらいしか思い浮かびません。

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