おんたかなやま。山神山、木落しに登った日に妙義山の山頂で、ガイドをしていた方に教えていただきました。ガイド氏は妙義山の山頂に立ち、次々と登ってくる登山客に登山道や妙義山から見える山々の説明をしていました。その姿は金山から下りながら妙義山を振り返る度に見ることができました。あの人、いつまで山頂にいたんだろう。

このサイトの是として、有名な山は紹介しません(つもりです)。従ってスタートは金山の山頂から。概念図(三度目の使い回しですが、若干変化があります)の越床峠からやまゆり学園まで歩いたのですが、3組の団体さんを含め無慮100人の登山客に遭遇しました。素敵な山道ですが、この季節には二度と歩く気がしません。山道でのすれ違い、追い越し追い越され、山頂での場所とり等々、山のお作法がてんで駄目でした。最盛期(山岳夜行列車が走っていた頃)の槍穂高ではもっと多くの登山者にあいましたが、気持ち良く歩けました。

ラッシュ時の通勤電車の様相を呈している妙義山、大小山の山頂とはうって変わり、金山の山頂ではのんびりとお弁当を使っているオジサマがお一人だけ。関東平野の雄大な展望、振り返ると大小山と妙義山は人だらけ。下って行く尾根道も気分良く歩けそう。
で、下り始めました。道はしっかりとしていて、とても歩きやすい道です。NHKアンテナヘの道、大久保町ヘの道を分け、やまゆり学園の赤い屋根をめがけて下ります。残念なことに(何にでも文句をつけるヤツですが)、せっかくの展望尾根なのに、道はピークを巻いてしまいます。大坊山から大小山までは尾根にほとんど忠実に道がつけられていましたが、登山道を作った人のお流儀が違うのかしら。
下り切ったところがやまゆり学園。ところが、尾根はその先までありました。敷地を通り抜けると、頂上に地蔵尊のおわす地蔵山があります。体力に余裕のある方は、チョッとご挨拶。
やまゆり学園にある道標にはクッキーの販売やお茶のサービスのチラシが下がっていましたが、ウイークデイのみのようです。
最後の写真、俳句をひねっている当会会長です。

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