わたしの好きな狛犬

代表幹事代行

1 桐生市梅田町 日枝神社裏
09年夏まで一番のお気に入りだった狛犬「あ」、フラッシュを焚いたとびきり怖い顔。つい最近「うん」を撮りに行ったら、狛犬が変わっていた!今や幻の狛犬。
2 日光市足尾町 裂石神社奥
この狛犬が只今一番好きなヤツ。こちらは「うん」。歯並びがなかなか綺麗な魚類狛犬。まあ単に古くて足が取れているだけなのだけど可愛い。
3 同左
魚類狛犬の「あ」、江戸後期の作だとか。でも両方初めからなかったような足の取れ方で、わたしの見た狛犬の中では一番の不思議ちゃん。
4 足利市大坊山山頂
大きな狛犬です。こちらは「うん」でしょう。片手が壊れ鞠もない。「あ」の狛犬は無惨にも顔がありませんがしっかり子供を抱いています。
5 足利市八幡町 八幡宮石段下
八幡宮の正式な狛犬はちゃんと別にいるのですが、これは中に入っての石段下に。情けない顔で耳が立ってないので人臭いけど、愛嬌があります。
6 同左
こちらが「あ」の子、雌のはずです。古いせいか石が摩滅して、体のラインがなだらかでほんの少し艶かしい。でも顔はやっぱり情けない。
7 桐生市川内町 忠霊塔裏
狛犬ではありません。上に怖いお顔の仏さまを乗せている。なんだか今にも謎をかけてきそうなスフィンクス顔で、正解できないと酷い目にあいそう。
8 日光市足尾町 猿田彦神社
かなり古い。尻尾の流れ方が独特で雲に乗っているようにも見える。位置的には「あ」で子供をを連れてるはずですが、手の下、よくわかりません。
9 同左
「うん」。でも口の開き左の狛犬と同じようです。耳もたてがみも同じに見える。まあ、左右の違いというのは必ず決まったものでもないようです。
10 前橋市西大室町 大室神社
大室城本丸跡の神社の狛犬。どっしりした立派な顔の方です。まさか天正からいらっしゃるわけはありませんが、風雨に晒され貫禄充分。
11 足利市大月町 御嶽神社
山の中にある小さな神社ですが、昔は地元の信仰が篤かったのでしょう、立派な狛犬がいて驚きました。縋りついている子供が可愛い。
12 同左
鞠を持っているので雄の「うん」、でも口は開いているし髪型も前髪を揃えておかっぱ風味で可愛げがあります。尻尾の渦巻きが立派です。
13 桐生市広沢町 賀茂神社
「昭和残侠伝」では背中で吠えるけど、こちらは賀茂神社の灯籠で吠えている唐獅子牡丹。狛犬の原型ともいわれ、百獣の王も百花の王の元では安らぐとか。
14 前橋市三夜沢町 赤城神社
一般的な狛犬常識とは違い左に鞠を持つ「あ」。昭和12年に建てられたというのですから、そんなに古くはありませんが迫力があります。
15 同左
右に「うん」、吽像ですから子供を連れていないのは当然ですが、なんだか左の像に比べると手持ち無沙汰のような気がする。
16 桐生市宮本町 光明寺
神仏習合の時代が長かったのでお寺に狛犬がいることは多々ありますが、これはそれともちと違う。庚申塔の前で獲物を狙う猫のような小物感満点。
17 桐生市川内町 白瀧神社
ほぼ三等身、顔の大きさが凄い。そのわりに後脚がなんとなく細っこくてもし立ち上がったら前のめりにならないか心配です。
18 桐生市梅田町 兼宮神社
写真の大きいのがなくて残念で残念でたまらないのですが、右の「あ」の大きな口は尋常ではない。全身全霊を賭けて叫んでています。
19 太田市藪塚 三島神社
扁平頭の「あ」。子供も頭が扁平ですが、いかにも母親に甘えきっているようなお尻の持ち上げ方が微笑ましい。
20 桐生市相生町 八坂神社
天王宿の鎮守社を守るいかつい顔。子供まで母親と同じ恰好で怖い顔をして威厳を正しているのが可愛い。ちょっと扁平な頭です。
21 同左
かっと開いた口に朱が塗ってあって、塗ったのは後の時代かもしれませんが、いかにも男らしいお姿。黄色く見えるのは苔です。

22 佐野市下彦間 宇都宮神社*
神社の門柱の横にひっそりと隠れるように鎮座。台座のないものは珍しく、これだけ苔に覆われているものも珍しい。ちょっと見上げる風情がかわいい。
23 同左*
こちらは真直ぐに向いたかたち、特に前足の力強さに注目。残念ながら顔が崩れて表情はうかがえないが、今にも吠えつくような生気がある。

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