本町5丁目の交差点を東に。桐生川にかかる広見橋の手前の交差点を右折。城の岡団地入り口の信号で左折。浅間山の脇の道を下ったT字路を左折します。すぐ正面の山が仮称菱町琴平山です。左側のカーブミラーの脇から登ります。登った広場状の場所からすぐ頂上にむけて踏み跡があります。なん筋か踏み跡がありますがどれを取っても、少しの登りで奥に琴平神社の石祠のある平坦な開けたところに出ます。右寄りに登ると楽かも知れません。振り返ると浅間山と菱町の浅間山(せんげんやま)が見えます。
石祠の右手の踏み跡を進みます。しっかりした踏み跡で簡単に仮称菱町琴平山のピークに着きます。樹間から赤城山、栃木県境の姥穴山(うばなやま)が見えます。正面にはこれから登る雨乞山と送電塔。
 右手に続く踏み跡から送電塔を目指して下ります。送電塔の脇は十字路になっていて直進です。右に下ると県道桐生坂西線方面へ、左は登山口に戻れる林道へ。篠竹の中のしっかりした踏み跡を辿ると路は雑木の林になり、石祠のあるピークに着きます。雨乞山202.2mの頂上です。樹間越しですが360度の展望です。
ピークから北に辿る踏み跡は雑木林の中の気分の良くなるようなしっかりした道です。右手に仙人ケ岳や鳶山。左手には吾妻山、赤城山が遠望されます。道が植林帯を通るようになると左に下る二股の分岐に出会います。下り切るとここも十字路で左に開けた産廃処分場の跡を通る林道のような道を行きます。終点の閉ざされた門の手前に左に向かう山道があります。往路で通った送電塔の十字路に出る道です。
林道の十字路を直進し、隣の尾根に登っても気持ちの良い尾根歩きで出発点近くに戻れます。下降点から下らず直進してもしっかりした踏み跡が続きます。処分場跡の開けたところに出たら左手に見える踏み跡に入ります。桐生市基準点のある174mピークや石祠のあるピ−クを辿り出発点に戻れます。左には辿ってきた雨乞山の尾根が見えています。石祠のあるピークから直進すると送電塔の下を通り出発のカーブミラーの所へ。送電塔の右手の踏み跡は城の岡団地へ。車は浅間山脇の道の路肩にとめられるでしょう。

2006/6/24 菱町琴平山(仮称)だったのですが、金比羅山と呼ばれているようです。概念図を訂正します。

2006/12/22 金比羅山に山名標設置。概念図も訂正。カーブミラーの先から細い道を登って行くと右側に墓地があります。左は墓地専用の駐車スペースのようです。少し進むと左側に空き地があるのですが、車止めがあるときがあります。駐車しないほうがよいかも。手前の空き地から作業道が山に向かっています。多少荒れていますが、琴平宮のある台地の手前に登って行けます。わかりにくいですが、送電塔のある反対側の尾根にも登る道があります。概念図の黒い点線です。桐生市基準点のあるピークは水道山です。

 


2007/1/17 雨乞山に小沼橋から登る
雨乞山に設置した山名プレートが滅びたので、新しいプレートを付けてきました。雨乞山だけなら小沼橋のたもとから登ると簡単です。最初に私が雨乞山に登ったのも小沼橋からだったのですが、駐車場所がないので、紹介しませんでした。駐車場所がないのは相変わらずですが、新しい山名プレートだけ紹介するのも芸がないので、あえて。

県道坂西桐生線で足利方面に向かい、菱町一丁目の信号で右折します。曲がるとすぐ右に不動尊。これから渡る不動橋の名前の元になっているお不動様だと思います。不動橋で小友川を渡るとすぐ左に道が入っていきます。この辺りの空きスペースに辛うじて一台駐車できます。4〜5回駐車しましたが、大丈夫でした。もちろん何かあっても責任はとりません。

山側を歩いていくと、桐生川にかかる小沼橋のたもとに、東京電力の送電線巡視路の入口があります。プラスチック製のステップが埋め込まれています。どこぞにもある適当に埋められた擬木や木の階段と違い、実際歩かれる人が作られた(と思う)階段は快適に登れます。かかる費用も絶対にこちらの方が安い(と思う)。雑木のプロムナードといっていいでしょう。
整備された緩い勾配を登り、最初の送電塔で左折、二番目の送電塔を目指します。カサカサと落葉を踏みながら歩くと、あっという間に十字路。金比羅山と雨乞山の鞍部です。峠になっています。直進は(下って登りますが)産廃処分場をかすめて水道山のある尾根に、左折すると金比羅山、雨乞山は右に登ります。笹の中に開かれた立派な道です。笹が雑木に変わり、登るにつれて金比羅山や浅間山(せんげんやま)が低くなっていくなかなか気持ちのいい道です。
所々に倒木があったりしますが、山頂の石祠に訪れる人がいるので(いつも榊やお神酒が供えられています)、参道といってもいい歩きやすい道です。静かな山頂で私は好きです。樹木に遮られてはいますが、そこそこの展望もあります。それほど無理しなくても年間登れる山だと思います。
小沼橋から登ると同じ道を戻るしかありません。桐生市外の方が登られるのでしたら、宿の島橋がわからでないと、勿体ないような。

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