ヘっへっへの山です。それはそれはへっへっへです。国道17号線至近。陽当たり良し。高台。山腹に霊験あらたかな神社多数。

富士見村の白図に八幡山と書かれているのを見つけて登ってきました。実は前橋市の山?です。近くに九十九山十二山があり、そちらは赤城山のカテゴリで紹介しています。ここも赤城山に含めてもいいのですが、とりあえず。

八幡山には名前が示すとおり、江戸期には八幡宮が祀られていましたが、八幡宮に村内のいくつかの神社が合祀されて橘神社になったということです。

桐生方面からは渋川大胡線を進み、赤城の大鳥居で左折して前橋方面に下っていきます。時沢神社前の信号で右折。国道17号線の田口町の信号に出る手前の右手に見える丘が八幡山です。雷電神社・福守神社と書かれた道標に従って右折して、橘神社の鳥居の辺りの路肩に駐車します。

石段を登り鳥居を潜っていくと、また鳥居。最初の鳥居は下にあった鳥居を現在の場所に移したものです。参道のような道が下から登ってきていました。もとは下の県道の辺りにでもあったのでしょうか。二つ目の小さな鳥居を潜ると、ちょっと立派な橘神社の拝殿です。右手に福守神社・雷電神社の参道があります。木の鳥居の手前で右折して山道を登ると八幡山の山頂です。山頂は薮に覆われていますが、赤城山の方向が少し開けています。里山なので道は錯綜していますが、どれも他所のお家に入り込んでしまいそうです。

鳥居の先にゆくと、左が橘神社の本殿。右が雷電神社・福守神社ですが、水分(みくまり)神社も祀られていました。三社神社のようです。三社神社の右に秋葉神社、左には三峯神社・菅原神社・神明宮・大山祇神社・愛宕神社・諏訪神社・琴平神社・石尊宮・厳島神社・水神宮などの石祠が鎮座していて、神社の専門店街の様相です。うれしいことにそれぞれの石祠の横には神社の名前を記した標柱が建てられています。これだけ神様がいらっしゃればどんな願いごとも叶うこと請け合いです。橘村の方たちはあちこちお参りに行かなくて済むように、神々に集まって頂いたのでしょうか。

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