新カテゴリの第一弾です。当会の名誉顧問が長年軽井沢に住んでいるので、軽井沢の周辺の山にもけっこう登っています。ちゃんとした山やちゃんとしていない山など、これから紹介していきます。

桐生の山を紹介するという当ページの主旨からは外れてしまいますが、私としては、こちらは自分のページですが、あちら(楚巒山楽会)は会のページなので、好き勝手なことは書けないという制約がありますので、まあこっちのほうがいいやと。あちらが全然充実していないという意見がありましたが、初代会長にずっと原稿を依頼しているのに全然書いてくれないんだから、私の所為ではありませんと。

これは、あちらに書かなくてはいけないことなのですが、面倒臭いしここでいいや。2006年度の楚巒山楽会の総会が軽井沢の名誉顧問宅を会場としてひらかれました。参加者は初代会長、名誉顧問、現会長、代表幹事の4名という寂しいものでした。メッセージでの参加が2名。まぁ予想通りなのですが。楚巒山楽会のホームページを充実させよう、初代会長の還暦を北アルプスで祝おうなどということが決定されました。総会の報告はこれですませます。

総会に先立って、楚巒山楽会の主流になっている、知っている人の少ない山の山登りをしようということで、軽井沢のほぼ中心部にありながら地元の人でもあまり登らない愛宕山に登りました。何度となく名誉顧問宅や彼の工房は訪れているのですが、軽井沢の町を歩くのは多分初めてでした。名誉顧問に案内され、初代会長以下三名はお上りさん状態で観光客をしました。こんなことだったら、普通の格好できたのに。

別荘地の中では、山の勘が働かず、別荘族のオジサマに道を教えていただき、やっとの思いで愛宕神社参道入口に辿り着きました。鳥居まではためらいの無い真直ぐな登りが続いています。鳥居を潜ると社の後ろにはアコーディオンロックという岩場がそそり立っています。踏み跡が愛宕山の山腹を巻いて琴平宮の石祠のある岩場まで伸びていましたが、山頂に至る踏み跡はありません。すぐ上に見えるので、登りやすそうなところを適当にを選んで登ってみるとテレビ中継所と階段に出会い、その上が山頂でした。
山頂には四等三角点と三笠成田山神社の社、熊の爪痕らしきものが刻み込まれた1174mと記された柱。賢きあたりのお手植えのひねこびた松。どこのどなたか存じませんがの胸像。あれこれありますが、まあ居心地のよい頂上でした。
頂上から手すりの付いた階段を下ると駐車スペースらしき広場があり、未舗装ながら広い道が登ってきています。途中三笠神社の鳥居があり、隣のピークまで踏み跡が続いていましたが、初代会長と名誉顧問がいくならお前だけいきなモードに入っていたので、残念ながら未踏査です。今度は若い者だけで来よう。
三笠成田山神社の鳥居を潜ると狛犬が見守る舗装された道に出会います。あたご通りという道で三笠通りまで続いていました。よい子はこちらから登ると楽に登れそうですが(車でも登れそうです)、負け惜しみでなく、われわれが辿った道の方が山歩きの道でしょう。愛宕神社から山頂への道はありませんが、ほんの数分で危なげなく頂上に行けます。サンダル可です。あいにくガスっていたので、展望はありませんでしたが、離山や市街地はぼんやり見えたので、晴れていれば浅間山が見えるかも知れません。

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