東武伊勢崎線の足利市駅近くの、いわゆる足利富士です。112.3mピークに富士浅間神社があるので足利富士と呼ばれているようです。渡良瀬川南岸の足利市最高峰かな。モコモコした山体は富士山形とはいえません。中央の山に三等三角点と石尊宮があり、点名は山辺で、標高108.6mです。富士浅間神社上宮の赤いお宮は、東武線の車窓や足利の渡良瀬側北岸の山からも望むことができ、登っておくと懐旧の念を抱けます。
足利太田線をはさんで下の宮があります。上浅間山に対して下浅間山とでもいうのかしら。流石にここは山とはいえないかも。保留にしておきます。

駅前山脈とでもいえばいいのでしょうか。足利市駅からすぐ登ることができます。こんなにアクセスのよい山は他に思い浮かびません。駅徒歩10分、日当たりよしですね。と書いていながら、地元桐生の富士山を思い出してしまいました。富士山の方が駅至近です。

いろいろな山を紹介してきました。この山も登ってみても損のない山です。ただし表参道は用いないのが無難です。何か敷き詰められた道で登りやすいのですが、中腹に民家があって、犬が放し飼いになっているのです。気をつけて歩かないと、踏みます。ウンツク山ですね。合目石は表参道にしかないなので、見たい方はここを歩くしかないのですが、吠えます。何頭も近寄ってきます。襲いかかってはこないのですが、犬好きの方でも、あまり気分のよいものではないでしょう。
八雲神社の脇から峠状の地点に車で登り、往復するのが良いと思います。駐車可能です。ここからの道は気分のよい道です。犬の方は表参道だけが縄張りのようでこちらであったことはありません。年に一度、赤ん坊の額に判を押すお祭りがあるということですが、当日は犬の方達はどうされているんでしょうか。人出も多いということなので、遠慮して出てこないのでしょうか。表参道からぐるっと周回すると、なかなか気分のよいコースなので残念です。
上宮のあるピークは360度の展望です。冬晴れの日、足利のどこかの山に登った帰りにぜひ登って見てください。

2006/10/31 上浅間山のピークから田中町と借宿町を結ぶ峠まで高度を落した尾根は再び高度を増し96.2mのピークをもたげ、70.1mの八幡山まで続きます。手強い尾根で一度には縦走できないので、何度かに分けて縦走することにします。峠から96.2mのピークへは切り通し状になった斜面を登ります。尾根は薮ですが薄い踏み跡があります。無理をしてこんなところを登らなくても、峠の田中町よりにちゃんとした道がありました。頂上まで続いています。ご近所のお散歩コースになっているのでしょうか。高みがあれば、登ってみたくなるのは人情です。町中の山に道がないわけがありません。薮に入る前にしっかり確認しましょう。ピークの末端の岩場まで行くとこんもりとした丘が見えました。八幡山でしょうか。浅間山尾根の縦走を果すのはまだまだ時間がかかりそうです。このピーク名前があったら教えてください。

2008/6/3 96.2mピークは坊主山と判明しました。改めて項を設けて紹介します。尾根はここで住宅地に飲み込まれ、八幡山まで続いていませんでした。

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