新桐生を歩く

新桐生駅を降りて信号を左に曲がり、桜並木の終わるところの信号を左折して300mくらいで桜木小学校の壁沿いに左にまがり直進して100mくらいで崖(河岸段丘)の下へ着く。そこには綺麗な水の流れてる小川がある。そこを右(西方向)、学校の南側の塀と小川のあいだに小道がある(この道は自転車まで)。50m程行くと白滝神社の鳥居が有り、その手前で湧水があまり量は多くないが綺麗な水がコンコンと湧いている。ちょっと水で遊ぶのにはよいだろう。

(1)ここが学校南側の河岸段丘下の白滝神社の入り口。最近織物が振るわないので神社も大変だろうが、階段を登って行って見よう。(2)約50段位の階段、一息で登れる。神社で手を合わせたら横の方を見ると赤城山の石が此処にもある。(3)かつて赤城山の活動期に噴火して起きる火砕流に乗ってはるばる桐生のほうまで来て、ここが居場所が良いのでここでドッかと居座ったのでしょう。その後渡良瀬川の流れが大間々で桐生方向へ変わり渡良瀬川に侵食されこの崖はできた。そして清水が湧いてきたものだろう。清水を見たら学校の塀沿いに西の方へ。塀の終わったところで右(北方向)へ曲がり学校の塀沿いに歩く。100mくらい歩くと先ほど駅から桜並木の終わった所から左に曲がった道へ出る。それを左に曲がり200mくらいで桐生大橋からあざみ沼へ行く道へでる。これを左折、急に大都会のような道にでてこれが桐生かと思わせる道路だ。200mくらいでこの大通りがY字路になるがその手前の左に車が一台くらいの幅のある道がある。そこを左折、50mくらいで左に階段のある処へ来る。この階段を降りると清水地区の湧水だ。(4)水の量はかなり多い。市内の繁華街のすぐそばにあるとは思えない。
この清水を飲んで見たが当日は暑くて汗をかいたせいか桐生一の水と思った。因みにこの水を飲んでも腹痛もなんにも有りませんでした。でも水を湧き口で汲むには長い柄のついた柄杓でも持って行くか容器に紐をつけて垂らせば汲めるだろう。池周辺の草などをいじめないように遊ぶには良いだろう。

(5)湧水の傍らにあるかみさま、水神様と山神様だったと思う。この池の傍らには休憩施設があり、この水の湧くのを見ながらユックリできるでしょう。見終わったら元の道へ戻って下さい。次は新桐生公園へ行きます。桜木小学校の塀まで戻った方が判り良いので、塀を右に曲がって白滝神社方向へ向かって50mくらいで右へ曲がる路地がありそれを右折して二三軒で右に路地があり、それを過ぎ又二三軒いくと道は狭いが十字路に出たら左折、曲がって50mくらいで東武鉄道のガードの下を潜る。(この絵は今来た方を見てます。(7))

崖を削って道ができたので緩い坂道だ。このガードを過ぎて最初の左にある路地を左折する。突き当たりまで行って左へ曲がって10mくらいで右側に新桐生公園の標がある。此処の階段を登るとそこが琴平山。標高はおおよそ128m。(8)

東京湾から128m高いとは思えない場所だ。展望は大変良い山。山とは思えないが立派な自然林と石や岩。周辺に住宅や線路、駅、工場などがあるとは思えない静けさだ。お宮に手を合わせ桐生の街をユックリ見てみよう。
ついでにここが今日最後の場所なので深呼吸。駅まで行くとこんなに新鮮な酸素を大量に含んだ空気は無いから、一杯深呼吸。終わったらこの公園へ来た方とは違う南方向へ緩い坂を下ると車止めがある。それを線路に沿って歩くと踏み切りがあり、それを渡るともう駅が見える。僅か2時間くらいで歩ける桐生新発見でした。

桐生山野研究会 hisiyama


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