足尾を気まぐれ散歩する。

 hisiyama

県境の沢入トンネル足尾側から東村方向を見る。 沢入隧道の渡良瀬側の旧道。崖崩れで通行不能。無理してこの崖崩れを渡って川へ落ちれば100m以上の断崖。ここで引き返し東村側へ移動する。今日の目的は昔の大難峠を探すのが目的だ。 東から足尾方向を見る。 旧道の片隅に有る水準点546.6m

こちら側も崖崩れで通行不能。足尾の山が盛んだった頃、多くの人や貨物の移動があった道、とは思えない。自然にかえるようだ。私が最初に車で通行したのは昭和35年だった。思い出は尽きないが大難峠は何処なのだろう。 大難峠の入り口の仏なのだろう。でも地形的にみてもこの山の上を通行したとは思えない。川の崖は100m、どう考えても先ほどの旧道を使ったのだろう。一説には荷馬車も通ったと言われてるし、荷馬車が往来するには旧道が相当狭く、しかも登り下りが相当あったのだろうがここを使ったのだろう。 ここに在ります馬頭観音や大日如来は明治22年に建立されてます。今から約120年前。 沢入村、根利村、草木村なども読める。
傍らに在った石造物 馬頭観音と馬頭大士? やはり今後の調べにしてとりあえずここを大難峠の休憩所か又は入り口にしよう、と。将来の確証が出るまでは。 岩上に在ります、仏の碑。ここから足尾側へ移動する。 足尾トンネル横の旧道に居た猿の集団。ガードレールをガンガンしても大してあわてて逃げる猿が居ないのにはこっちがビビッて、まだ数年ぐらい前まで使ってた国道も見ることできなかった。 足尾トンネル足尾側から

庚申様 切幹にて数年前はこの反対の角に在ったと思う。 カジカ荘裏の遊歩道 この遊歩道なら誰でも歩ける。景色は良い。 遊歩道下のダム このダムには小滝川と書いてあったような記憶だが国地院の地図では庚申川となる。ダムの名版の見間違えか?
こんなにきれいに流れ落ちる水も素晴らしい。 この階段をのぼれば間もなく広場。 このバンガローも夏は繁盛するだろう。今は静かだ。年配夫婦がここの広場でバーナーで食事の準備などしてる。日本は平和だなー、自分も含めどこへ行っても定年族。まー平和ボケに気をつけないといけない。 丁石
盤裂(いわさく)神社とは足尾の町内の神社からだろうか? 去年の今頃はもっと落ち葉が良かったが今年もまーまーでした。 二子山 片マンぷの見える辺りから入山するのでしょうか?足尾に知らない山があるようでした。 帰り道国道から見る片マンプ(笠松片隧道)明治20年代足尾軽便鉄道の跡 渡良瀬左岸

片マンプの大きさがわかると思う。線路敷きは崖を掘るのは大変なので川へはねだしにしたようだ。 はねだしの線路敷きの柱の跡。川の面に10箇所くらいこんな穴が確認できた。 現在ではトンネルで気動車が抜けて行く。小難峠と思えない風景だ。一説では小難峠は無かったと言われてる。

これで足尾、気の向いた方への散歩は終了とする。片マンプ関係の写真は古いものです。

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