大茂(だいもん)峡を歩く

hisiyama

蕪町(かぶっちょ)入口の庚申さま 高山彦九郎の忍山湯旅の記にある集落だがこの日はカミサンが一緒なので左岸入口の百庚申だけ確認して上流へ行く。 残馬(怒多子)山 山頂は左の高い所。山頂から下の方の岩場に針葉樹の自然林の一帯をがくらくぼ。山頂から右手僅かに下がったところの岩峰が残馬山で一番展望の良い地点 小松山神のある場所 残馬峡入口付近の右岸の岩峰から見る

20mは有ると思われる原木 山中で会った現地在住の人の話だとこれだけ広大な山林を伐採して苦労して出しても国にはボールペンの一本分位の金が入る程度と言われていたがオカシイ話でそれなのに大規模な林道(梅田小平線)工事をやっており隧道工事に入ったようだ。

国有林の伐採で材木が出されていてこれ以上上流は入れず。右岸から見る
左岸の稜線は寄日(よっぴ)峠から残馬山頂への稜線(くちなし付近の右岸にて)
国有林は今では赤字なので伐採後は何も植えないでほったらかしだそうで下流では大雨の時は恐いそうだ。それなら切らずに抛っておいた方が山が崩れずと思うが、碁場小路(ごばのこうじ)に住んでる方の話ではあの林道はできても何も役に立たないそうだ。昔だったら現地の人は営林署のなんらかの仕事をしてたので役所の事など一言も無かったがやはり山の人達も時代が変わったようだ。大金を掛けて道を作りゴミ捨て場になり後はホッタラカシだろうから後世の人達はなんと思うだろう。私などの生きている中は良いがその後の世代の方々の苦労がと思う。
山の中にこんな看板があった。 マンサク
大茂峡の甌穴 こんなに良いポットホールがあった。 大茂峡にて

inserted by FC2 system