二渡村 忍山蕪丁を歩く その2

最初に取り付いた尾根沿いの最頂部らしきところに小平地がいくつかあり、このお宮跡へ着いた。石は渡良瀬川で採取したと思われる石でお宮の屋根にペンキでも塗ったのかペンキで石が汚れてた。このトタンなどは山王社か山神宮の屋根にでもつかったのだろう。 よくこんな四角型の石を探してきたものだ。更にこの山中へ何人で運びあげたのだろう。石にはペンキが落ちないで残ってた。
この場所から西の方に大きな平地があり、畑にでも使ったのか、人家の跡とは思えなかった。

更に周囲を見渡し歩くと上の大きな巨岩が見えた。蕪町の大岩と名付けて地誌にだす候補とした。この岩の上に何かお宮の形跡でもあればと思い探したが発見できず。この岩の上の尾根で唐松(枯松)へ行けそうだ。とにかく極楽さんのGPSがあるので非常に便利だ。 大岩の上から見た蕪丁の跡だが杉林で写真では判りにくい。でも広大な土地だ。この左の大きな尾根の影にも住い跡や墓所などもあった。
唐松方向を見る。 写真では判りにくいが広大な畑かと思う。西に面してるが、よくまーこんな山の中に広い場所があったものだ。

2007年6月4日 hisiyama

その1へ その3へ

inserted by FC2 system