桐生山野研究会

川内雷電山(谷山城又は八山城−やつやま−)を26年ぶりに登る

hisiyama

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長尾根峠入口の角の八幡宮。仁田山城主里見家の氏神様だそうで、里見氏の当時が偲ばれる。境内が広いので、もし地元の方が居たら一言駐車のお願いを。無断よりは気分が良いですよ。神社の裏に市道があり、それで50Mくらい北へ歩くと直線の山道があり、それから入山する。道が広いのは昔の橇道で、ワイヤーロープが橇の操縦に一般が使えるようになってから開削されたと思う。川内地区には城と云われてる砦の跡が多い。纏めて赤萩地域城とも言われているが、桐生近辺では太田金山城とか佐野唐沢山城くらいが城の体をなしていたのだと思う。桐生城なども石垣なども有るか無いかの程度。ましてやその桐生城を前面、広沢の由良氏を正面とすれば、川内の砦跡は桐生城を守る後の敵から守る砦だから、それと云った建造物は無く、丸太で組んだヤグラ程度のものが有ったのだろう。それにしても川内は数が多い。
ここが皿窪城の跡と思ったが、兎に角26年ぶりなので、はっきりした記憶は無し。
左:雷電社、右:愛宕社。
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桐生市基準点No.70。377M。 猛烈な藪があったが、200Mくらいだろう。篠と倒木で撤退したくなるかも。もし大変なら、西側の斜面に杉林へ入れば歩き良いと思う。 八山(谷山)城の武者走と城跡。
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八山城跡。 谷山城跡のの広場の西側の小塚と雷電社。なお、この塚は里見入道がここで自刃して、この塚に葬られたとも云われる。 地元の方も説明があった。
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塚の上の雷電社。標識が落ちてたので、一緒に写した。 谷山城(雷電山)の4等三角点。 さくら峠、谷山城の堀割跡。東が桐生川内、西が小平。
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林道を小平方向へ降り、鍾乳洞の入口付近にあった蝋梅。 鍾乳洞から引き返し、新しく林道が出来てたので帰りは林道にした。林道から見る小平の採石場。 林道をきたら工事中。
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長尾根に出る。国民の借金増えるばかりの工事なのだろう。 長尾根の集落にあった珍しい墓標。御銚子の上にお猪口が。素晴らしい人生を歩まれた方のお墓なのでしょう。 長尾根峠の上から100M位でガードレールを跨いで金屑沢の旧道へ出ると、間もなく麦生小路で、間もなく八幡神社。

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