手振山です。万葉集の東歌に“かえりみすれば妹が手を振る……”かなんかがあって、そこから名前をとったのかなと、勝手に思っていたのですが。
残念ながら某うどんやさんの商品名の元になったとしか調べられませんでした。ロマンチックな名前なので何かあると思ったのですが。

桐生市からは国道122号線で、大間々に入り国道353線で渋川方面へ。桐原宿の信号を越えるとすぐ、見晴しセンターや瀬戸ケ原花苑入口の看板が目に入ります。
道なりに進むと手振山を示す看板がありますので右折します。見晴しセンターの横を通り瀬戸ケ原公民館かその手前、道が広くなっている所に駐車します。(ここら辺一帯は手振高原というそうです。知らなかった。東側の見晴しはけっこういいです。)

瀬戸ケ原公民館のすぐ先、路が二股になっている所を左に登っていきます。道が左にカーブする所で、右手に登っていく土の道(山道か、農作業用の道か分からないので)に入ります。

もう正面に左に電波等を従えた手振山が見えていますので電波塔を目指して畑地の中を適当に。登山道は電波塔の脇につけられています。

毎日ここを登っている幼稚園児もいるそうですから、一気に登ってしまいましょう。地図の細い破線の道もあるようですが、まだ未踏査です。

花の咲き乱れる登山道を辿ると、石祠が3つ並ぶ山頂です。

四等三角点と山名標もありましたが、残念ながら標高サバを読み過ぎです。468mはいけません。

こ広い、ある程度の展望もある、まあまあの山頂でした。

2006/7/9 手振山には戦国時代に狼煙台か見張り所があったので、兵が手を振ったんですね。おねえちゃんじゃありませんでした。
渡良瀬川をはさんで対岸には要害山がありますから下の街道の動向を探るのには格好の場所だったのでしょう。

2008/5/18 概念図の細い破線とは若干ずれていますが、桐原配水場から登る、大人向けのコースを紹介しています。貯水池から登って、貯水池に下る周回コースで、展望もある、なかなか良いコースです。元雷電山の項をご覧ください。
概念図は、桐原貯水池となっていますが、地図などでは桐原配水池になっています。
468.8mと書かれた山名標は、なくなっていました。当会の正しい標高のプレートをかけておきました。

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