地学観察ハイキングの報告 〜桐生にもあった湖と砂鉄層、朝日沢の太平洋の地層〜

桐生地質の会ニュース No.11より

●日時/2007年3月25日(日)午前10時から午後2時30分 菱町5丁目塩之宮神社集合
●内容/古梅田湖層と古代砂鉄採掘跡観察、朝日沢の地質…チャート・メランジュ層、マンガン鉱山跡見学、サラサ石観察
 時間があったので梅田町高沢の湖成層も見学
●参加者/42名 ●解説者/Mさん、Yさん ●主催/桐生西公民館 ●後援/桐生地質の会

始まる時点では小雨だったが、よく参加者数があった。塩之宮神社の社務所を開けていただいて、地元の老人会がお茶入れをしてくれていた…たぶん神社総代のKTさんの配慮。鉄穴流しのトイクチ池の土地の所有者(Iさん)も参加。湖成層の砂鉄を観察するとき、どなたかが磁石セットを多数持参して小学生に与えてくれていた。サラサ石を見学して昼食休憩。(30分)

同行取材していた桐生タイムスのM記者は、ここまでで帰った。午後はマンガン採掘跡を見学してバラ輝石などのマンガン鉱を拾って下山。梅田町の高沢で湖成層見学して解散。
当会の方々には大変お世話になりました。M・Y両解説者の他に、N・S両氏にも解説していただき、Kさんには交通整理をしていただきました。観察会の終了後は、天神町のカフェレストランで、本日のまとめの会、Oさん(マンガン採掘者)を加えて計7人、4時半頃解散した。

サラサ石の成分判明か?…この日、朝日沢で半分チャートで半分がサラサ石の転石を拾った。これがサラサ石になりかけのチャートだとすると、“サラサ石はチャートの変成岩”ということになる、が如何に!

古梅田湖層見学/梅田町高沢

川底のメランジュ層観察

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