雷電山が続きます。唐沢山から菅塩峠からの尾根筋に雷電山がある筈なのですが、見つけることができません。それとは別の雷電山です。
神籠石というものが広沢にあり、桐生山野研究会のhisiyamaさんたちが探していました。ところが「岩石祭祀学提唱地」というサイトの管理人のMURYさんから、神籠石が見つかったという連絡がありました。以下
“桐生市のヘロコヤシキのページを拝見しました。私、サイトにて岩石への信仰や岩石を使った祭りを取り扱っていまして、そんな中で最近「神籠石」と名前の付くものに関心を持ち情報収集していたところ、貴サイトのヘロコヤシキのレポを見つけました。今現在、賀茂神社の神籠石についてWeb上で記載があるのは貴サイトだけであり、その意味でもここの神籠石を知ることができたのは楚巒山楽会さんのおかげです。その感謝のお礼をしたくてメールしました。
ところで、ヘロコヤシキのページでは神籠石を見つけることができなかったようであり、それが逆に私の探検心に火をつけてしまいました。
そこでこの前の週末、2月25日(2007)に現地に足を運んで、山中さまよってきました。結果、神籠石と思しきものを見つけることができましたのでここに報告します。さっそく私のサイトのレポをあげておきました。”

神籠石を探す方がいらっしゃるとは思いも拠りませんでした。インターネットって凄いですね。同じような場所を探していたのに、われわれは発見できませんでした。MURYさんの見解では山が崩れて神籠石が斜になってしまったということです。私達は平らな岩を探していました。詳細はMURYさんのサイトをご覧頂くとして、レポの中に雷電山を見つけました。
麓に雷電神社があるので雷電山かなぁと漠然と思っていた山で、やはり雷電山だったんだということで早速登ってきました。
賀茂神社から近いので、神社前の駐車スペースか、市営住宅団地の迷惑のかからないところに駐車させて頂きます。広沢南保育園の裏側に立派な竹林があり、その中に朽ちかけた雷電神社があります。雷電神社の右手の笹薮に突入していくと、踏み跡と呼べるほどではありませんが、体一つが潜っていけるかすかな、かすかな道筋を見出せます。尾根上にそれとわかる道が前山の230mピークから雷電山まで続いているのですが、踏み跡と言い切っていいものかどうか。薮漕ぎともいえないし。とにかく辿っていける道ではあります。テレビのアンテナのある前山までは急ですが、それから後はゆったりとした道で、雷電山のピークにつきます。広々としてなかなか気持ちのいい頂上です。雑木の山でハキとした展望はありませんが、寛ぐには良い場所です。八王子丘陵の主脈方面や竜戸入方面へも行けそうです。

「岩石祭祀学提唱地」のMURYさんには、お暇をみて、また桐生の山を訪れて頂きたいと思います。紹石山神とか鍋岩さま、笠懸の庚申山と愛宕山を兼ねた岩など実見して頂けないかしら。

椿森です。雷電山の数が多いので、区別するために付けたのですが、桐生市指定天然記念物になっています。賀茂神社の前の案内板にも記載され、途中に道標もあります。椿が群生している森、色々想像を逞しくして訪れてみましたが、下の写真の通りです。墓地の中に椿が三本。以上です。え〜っ、これで椿森〜、木が三本だから森。ちゃんちゃん。

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