鶉(うずら)山です。初めて目にする方が多いであろうと思います。私は先週まで知りませんでした。このサイトをご覧になって、穴山に登られた前橋在住の方が穴山の山頂で1枚の印刷物を入手され、送ってくださいました。こういった地元の方しか知らないような山の情報は大歓迎です。
平成18年勢多前橋共有林施業図というもので、表面は植生の区分け、裏は村境踏査時説明事項と題され六道の辻と鶉山の説明が書かれています。ノンブルが1と振ってあるので、何ページかのものかも知れません。村境踏査時にどなたかが落されたのかしら。続きも読みたいなぁ。
によりますと、“鶉山(標高635m)大字赤城山字小萩沢地内で、本村と前橋市、旧大胡町、旧宮城村と接し、前橋市、旧大胡町の最北地点です。”とあります。察するところ富士見村の作成したものですね。(多分)続きが欲しい。
で、こんな山は知らないだろうといって、送ってくれたのですが、前橋の山じゃないですか。前橋の方が知らないものを、どうして私が。

富士見村の赤城観光案内所で鶉山林道を教えていただき、赤城青年交流の家ではオリエンテーリングの55番ポスト近辺に鶉山への道標があるという情報をいただきました。実際は次の63番ポストでしたが、鶉山に登れました。ありがとうございました。

赤城南麓広域農道(からっ風街道)、新南面道路(と三つ呼び名がありますが)沿いに独立行政法人赤城青年交流の家があります。新南面道路から入って行くと手前に鶉山林道の分岐があり、そこをいきます。交流の家の駐車場は広いので、車はこそっと置かせていただけると思います。
最初の入口だけわかりにくいのですが、交流の家を下に見て林道を歩いて行くとカーブミラーの手前、笹薮の中に作られた明瞭な踏み跡があります。入るとすぐ右手にオリエンテーリングの道標があるので、それさえ見つければ後は道なりです。笹と雑木の中に作られた緩やかな道です。11番のポストを越えて進むと、鍋割山に進んで行く林道に出会います。林道をすぎ、笹薮の中を進むと55番のポスト、なお進んで行くと十字路になり、地元の方が建てた立派な鶉山ハイキングコースの道標があります。右には63番のポスト。道標に従って左折します。山頂までは400m。進むと右に薄い踏み跡が分れますが、山頂へは左です。背の丈より高い笹薮を突破すると、山頂まで140mの道標。右折して、急登しばし、前橋市最北端の地鶉山の道標がある山頂です。木の間越しに鍋割山、振り返ると前橋市から遠く秩父の山までの大展望です。

私は起点を探るため、金丸配水池へ下りましたが、起点まで2.9kmの道標から先は舗装道路になってしまいました。出発点から離れて行くので、適当に道を選んで、からっ風街道〜小萩沢公園を経由して交流の家に戻りました。オリエンテーリングの道が錯綜しているのでいろいろな周回コースがとれそうです。いつの日か鶉山ハイキングコースの起点は確かめたいと思っています。国立赤城青年交流の家は小泉改革で独立行政法人になっています。どうでもいいことですが。

2006/10/11 金丸配水池から下ってくる道が、からっ風街道に交わる十字路に鶉山ハイキングコースの道標を見つけ追いかけてみました。車ですが。歩いてここまで降りてこなくてよかった。硯石山の二の舞いになるところでした。殆ど車にはあいませんでしたが、道は舗装されています。寺沢沼の脇を通る辺りの道は、ちょっと歩いてみてもいいような道でしたが、最終的には国道353号線の大胡ぐりーんふらわー牧場が起点でした。鶉山に登るのでしたら、金丸配水池からの往復が良いように思います。

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