はちまんやま。下野國一社八幡宮の裏手にある山で多数の小円墳の存在により、八幡山古墳群などといわれていますが、山です。山ですが、「憩いの森」として整備され、気楽に歩ける散策コースになっています。
駐車地を八幡宮としましたが、『参拝者以外の駐車禁止』と大きく書かれているので、憩いの森標柱前辺りの空きスペースの方がよいかも。
八幡宮は八幡太郎義家が天喜四年(1056)蝦夷討伐の途次、先勝祈願のため京都の男山八幡宮を勧請し、以来源姓足利家の氏神として保護されてきたということです。下野国内第一の八幡宮なので下野國一社八幡宮と称したということです。(八幡宮パンフレット)
アプローチは明神山と同じです。足利千代田線から足利環状線に入り、明神山を過ぎ、進んでいくと右に立派な鳥居が立っています。八幡宮の駐車場は鳥居の手前を右に入って行きます。私の場合は、信心深いので、登山者の前に参拝者でありますので、八幡宮の駐車場に駐車します。趣のある境内を進み、拝殿で五穀豊穣、世界平和を祈願します。もちろん幾許かのお賽銭は忘れません。拝殿の右に八幡山への道標があるのですが、山道への扉は閉ざされ、施錠されています。ご参拝もしないで山だけ歩く不心得者が多いための措置でしょうか。八幡宮の駐車場は狭いので、登山の為に神社を素通りする輩は許さないぞという神社の強い意志の発露を感じました。
で、戻って八幡宮と山辺小学校の間の道を進みます。すぐに散策路となり憩いの森と刻まれた標柱が立っています。四通八達した散策路の高みを目指して進んで行くと岩場の上に石祠があるピークに達しました。まだ高い場所が見えるので、ここはとりあえず、八幡山南峰ということに。下って登ると自然石を祀ってあるピーク。台座に八幡宮と書かれています。ここが八幡山70.1mのピークでしょう。あぶなく、途中で『トトロの道』などを通りそうになりました。油断はなりません。ぼ〜と歩いているととんでもない目にあいます。散策路といえども足元には万全の注意を払わなければ。あんまり興味ないけど、トトロって狭山丘陵でしょ。流行りもんだからって、ねえ。下りは『かみさまの道』を下りました。