吾妻山、鳴神山、根本山、赤城山、袈裟丸山など知名度の高い山を除き、それ以外の山については山に囲まれている桐生地域であっても殆ど知られていない。平地しかない地域の人にとっては山が身近にあることが羨ましいという。そこで地域の資産として山を捉え、山を通じて郷土に関心を持っていただくために桐生地域(桐生市・みどり市)の主要な山を選定した。
主要な山以外にも地域には裏山や丘が多くあり、これらの大半は神仏が祀られ、地域住民に身近な存在だった。近年、信仰や習俗が廃れ、裏山や丘は忘れ去られて多くの人は自分の住んでいる地域のことを知らなくなっている。そこで郷土再発見として身近な裏山と丘について選定した。
また、百山の情報を外に発信して地域への訪問客を増やし、山歩きに訪れたお客さんに食事やお土産購入をしていただき、地域の観光振興につなげることも意図している。
選定の基準
@ | 範囲が狭いので、総称としての山ではなく個別の峰を選定した。 例えば赤城山では、個別の峰として黒檜山、駒ヶ岳、長七郎山、小黒檜山を選定した。 小地蔵岳は小沼火山の一部なので合わせて長七郎山とした。 袈裟丸山には前袈裟・後袈裟・小丸山があるが、近接していることと別の峰として一般的に考えられていないので合わせて袈裟丸山とした。 |
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A | 丘や裏山は対象としない。 | |
B | 標高が高くても稜線上の小さな突起や衛星峰は対象外とした。 | |
突起 | 鳴神山稜の荒倉山(花台沢の頭812b)、二渡山(348b)、栗生山(341b) | |
衛星峰 | 吾妻山に隣接する堂所山(女吾妻484b)、鳴神山に隣接する飛鞍山(927b) ただし、神社のある十二山、氷室山を例外とした。 |
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C | 厳密な行政区域に捉われず、境界付近で最高点が区域外になっている山でも桐生の山と考えられている山を含めた。 桐生川源流の熊鷹山、丸岩岳、野峰は行政区域的には桐生市内ではないが、桐生川流域にあり、殆どの市民は桐生の山と考えている。 |
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区域内 | 小黒檜山は最高点が区域外であるが、山の一部が区域内なので含める。 | |
区域外 | 石倉山 (1113b)、多高山(608b)は大半が区域外なので除外する。 地蔵岳(1274b)は山の一部が区域内であるが、山頂が区域外で前日光に帰属 すると考えている人が多いので除外した。 |
主要五十山とは別に裏山・丘五十山を選定し、合わせて百山とする。
選定の基準
@ | 独立した呼称があっても山の一部をなすものは対象としない。 | |
事例 |
菱の観音山の一部であるガッチン山・雷電山 | |
例外 | 仙人ヶ岳から派生する尾根の一部である唐沢山(380b)は地誌に掲載されており、登拝路が整備され信仰対象になっていたことから例外とした。 | |
A | 地誌に載っている山でも場所が特定できないもの及び地形的に山とはいえないものは対象にしない。 | |
場所が特定できないもの:角山、三本木山 | ||
山とはいえないもの:永明山、勝山 | ||
B |
厳密な行政区域に捉われず、境界付近で最高点が区域外になっている山でも桐生の山と考えられている山を含めた。 |
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事例 |
唐沢山 山頂は大田市だが、山麓は桐生で東沢寺から道が付けられている。 |
※ 標高については二万五千分の一地形図記載の標高を表記した。
地形図に標高の記載がない場合は桐生市五千分の一地図記載の標高を表記した。
両方とも標高の記載がない場合は二万五千分の一地形図の等高線を読み取って表記した。
※「関連記事」について
それぞれの記事にリンクが張ってあります。
No. | 山名 | よみがな | 標高[m] | 地域・山域 | 関連記事 | 説明 |
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1 | 大萱山 | おおかややま | 1154 | 主稜(桐生山稜) | ●、桐 | 県境稜線の西端にあり、この山を最後に稜線は渡良瀬川に没している。 |
2 | 白浜山 | しらはまやま | 1125 | 主稜(桐生山稜) | 桐、楚、山名考 | 根本山・三境山を結ぶ稜線から西に派生する支稜上の双耳峰で山名は山麓の地名に由来する。 |
3 | 宝生山 | ほうしょうざん | 1154 | 主稜(桐生山稜) | 桐 | 氷室山神社の南にある峰で周辺の最高点。以前は氷室山と混同されることが多かった。 |
4 | 氷室山 | ひむろさん | 1110 | 主稜(桐生山稜) | 桐、桐、楚、楚 | 氷室山は山上に祀られた氷室山神社を指し、氷室山という頂はない。 |
5 | 椀名條山 | わんなじょうさん | 1052 | 主稜(桐生山稜) | 桐 | 氷室山から黒坂石川方面に派生する支稜の西端にあり、黒坂石キャンプ場から道が付いている。 |
6 | 十二山 | じゅうにさん | 1110 | 主稜(桐生山稜) | 2 | 十二山は山上に祀られた根本山十二山神社を指し、十二山という頂はない。 |
7 | 根本山 | ねもとさん | 1199 | 主稜(桐生山稜) | 1、桐、楚 | 桐生川流域の最高峰で根本沢上流に根本山神社がある。江戸時代に山岳信仰で栄えた。 |
8 | 三境山 | さんきょうさん | 1088 | 主稜(桐生山稜) | 3、桐、楚 | 別名、高禅寺山(こうぜんじさん)、兜岩(かぶといわ)。山稜に突き出た溶結凝灰岩の山。 |
9 |
残馬山 | ざんまさん | 1107 | 主稜(桐生山稜) | 10、桐 | 桐生川西岸にあり、市街地からよく見える。忍山川上流の旧残馬山神社が山名の由来。 |
10 | 白萩山 | しらはぎやま | 1075 | 主稜(桐生山稜) | 11 | 岳山は誤称。座間峠東方にあり、高沢山稜の最高点。誤って鳴神山の別名が付けられていた。 |
11 | 熊鷹山 | くまたかやま | 1169 | 野峰山稜 | 4、桐、楚 | 桐生川上流東岸の山で根本山に次ぐ高度を有する。栃木県側では安蘇冨士山の別名があった。 |
12 | 丸岩岳 | まるいわだけ | 1127 | 野峰山稜 | 7、楚 | 桐生川上流東岸、熊鷹山と野峰の間にあり、丸い大きな山容をしている。 |
13 | 野峰 | のみね | 1010 | 野峰山稜 | 13、桐、楚 | 桐生川上流東岸にあり、桐生市街地からよく見える。野外活動センターから道が付いている。 |
14 | 鳴神山 | なるかみやま | 981 | 鳴神山稜 | 17、桐 | 別名、岳山(たけさん)。桐生を代表する山の一つで山頂は双耳峰。正式名雷神(なるかみ)岳。固有種カッコソウの自生地。 |
15 | 三峰山 | みつみねさん | 697 | 鳴神山稜 | 31、桐、楚 | 秩父三峰山を勧請した石祠が祀られ、名久木側に御嶽信仰の石造物が多くある。 |
16 | 大形山 | おおがたやま | 682 | 鳴神山稜 | 36、楚 | 金沢峠の南にあり、鳴神山と吾妻山を結ぶ縦走路が通っている。 |
17 | 萱野山 | かやのやま | 568 | 鳴神山稜 | 48、楚 | 吾妻山の北に連なり、市街地からよく見える。縦走路は山頂を巻いている。 |
18 | 城山 | じょうやま | 361 | 鳴神山稜 | 32、桐、楚 | 別名、柄杓山(ひしゃくやま)。戦国時代の桐生城址で遊歩道が整備されている。桜の名所。 |
19 |
吾妻山 | あずまやま | 481 | 鳴神山稜 | 64、桐、楚 | 市街地の上に聳え、桐生を象徴する山。家形(四阿)の山容が山名の由来。 |
20 | 丸山 | まるやま | 1064 | 荒神山稜 | 178、桐、楚 | 大間々町と東町の境にあり、周辺の最高峰で4つの頂を連ね、頂の一つに赤城社を祀る。 |
21 | 大畑山 | おおはたやま | 754 | 荒神山稜 | 桐、楚 | 大畑山は大畑地区の裏山の総称で大畑と小平を結ぶ旧峠道が通じている。 |
22 | 荒神山 | こうじんやま | 624 | 荒神山稜 | 桐、楚 | 八木原地区の裏山で山頂に三宝荒神を祀り、遊歩道が整備されている。 |
23 | 十二山 | じゅうにやま | 797 | 赤柴山稜 | 14、●、桐 | 赤柴集落跡の裏にあり、赤柴と小友を結ぶ十二峠が山名の由来。峠には十二山の石祠を祀る。 |
24 | 高鳥屋山 | たかとややま | 706 | 赤柴山稜 | ●、桐 | 十二山の南にあり、林道梅田小平線が赤柴山稜を横切る地点から稜線伝いに辿る。 |
25 | 赤地山 | あかっちやま | 686 | 赤柴山稜 | ●、楚 | 高鳥屋山と駒見山の間にあり、川内側の赤地沢が山名の起源。山頂付近に石祠を祀る。 |
26 | 駒見山 | こまみやま | 614 | 赤柴山稜 | 25、楚 | 棒谷戸と三本木を結ぶ駒見峠の北にあり、山頂西方の三角点付近に石祠を祀る。 |
27 | 石尊山 | せきそんさん | 507 | 赤柴山稜 | 24、楚 | 桐生城の支城仁田山城址があり、石尊祠と不動尊を祀るとともに戦時の供出を免れた鐘がある。 |
28 |
雷電山 | らいでんやま | 449 | 赤柴山稜 | 40、桐 | 別名、八ツ山(やつやま)。八ツ山城址があり、里見上総入道勝広自害の伝説がある。 |
29 |
岩久保山 | いわくぼやま | 394 | 赤柴山稜 | 47 | 長尾根峠の南にあり、現在はすぐ下までゴルフ場になっている。 |
30 | 経塚山 | きょうづかやま | 338 | 経塚山稜 | 65、桐、楚 | 経塚山稜末端の山で中世の経筒が埋納されていた。赤城神社から道が整備されている。 |
31 | 小倉山 | おぐらやま | 342 | 経塚山稜 | ●、桐、楚 | 崇禅寺の裏山で崇禅寺から道が整備されている。 |
32 | 笹久保山 | ささくぼやま | 362 | 経塚山稜 | 49、楚 | 山頂付近に北斗七星を刻んだ妙見信仰の霊符尊神石塔がある。 |
33 | 仙人ヶ岳 | せんにんがたけ | 663 | 仙人ヶ岳周辺 | 52、桐、楚 | 別名、朝日沢山(あさひざわやま)。足利市との県境にあり、鋸状の稜線を連ねる。 |
34 | 仙ヶ沢 | せんがさわ | 647 | 仙人ヶ岳周辺 | 51、桐、桐、楚 | 通称、前仙人。市街地から立派な山容を望める。直下の仙人窟に釈迦如来像を祀る。 |
35 | 高戸山 | たかどやま | 625 | 仙人ヶ岳周辺 | 27、桐、楚 | 桐生川ダムの東、仙人ヶ岳から連なる尾根の末端にあり、山頂に高戸山神の石祠を祀る。 |
36 | 観音山 | かんのんやま | 308 | 仙人ヶ岳周辺 | 81、桐 | 市街地の北東、仙人ヶ岳から南に連なる尾根の末端にあり、雷電社と秋葉山三尺坊を祀る。 |
37 | 御嶽山 | おんたけやま | 380 | 仙人ヶ岳周辺 | 86、桐 | 別名、姥穴山(うばなやま)、障子山(しょうじやま)。旧参道に木曽御嶽信仰の石造物がある。 |
38 | 茶臼山 | ちゃうすやま | 294 | 広沢丘陵 | 106、楚 | 広沢(八王子)丘陵の最高峰で山頂に砦の地形が残っている。山頂に雷電社を祀る。 |
39 | 黒檜山 | くろびさん | 1828 | 赤城山 | ●、桐、楚 | 赤城山の最高峰で桐生側からは東麓の花見ヶ原から登山道が整備されている。 |
40 | 駒ヶ岳 | こまがたけ | 1685 | 赤城山 | ●、桐、楚 | 赤城山第2の高峰で桐生側からは利平茶屋森林公園から鳥居峠・籠山を経て登ることができる。 |
41 | 長七郎山 | ちょうしちろうさん | 1579 | 赤城山 | ●、桐、楚 | 小沼の東にあり、桐生側からは利平茶屋から鳥居峠を経て登る道が整備されている。 |
42 | 小黒檜山 | こくろびさん | 1644 | 赤城山 | 桐 | 黒檜山から北に連なる尾根の北端、山頂は沼田市側にある。赤城の主要な山で唯一道がない。 |
43 | 袈裟丸山 | けさまるやま | 1908 | 袈裟丸山 | 袈裟丸山 | 標高は後袈裟。桐生地域の最高峰で南北に5つの頂を連ねた長大な山稜を有する。 |
44 | 二子山 | ふたごやま | 1556 | 袈裟丸山 | ●、二子山 | 袈裟丸山の東、県境稜線上にあり、2つの円錐状の頂が並んでいる。道は整備されていない。 |
45 | 栗生山 | くりゅうさん | 968 | 渡良瀬川西岸 | ●、桐 | 赤城山と袈裟丸山間にある顕著な山で南麓に栗生神社がある。神社の大杉は県内屈指の大木。 |
46 | 小中山 | こなかやま | 1116 | 渡良瀬川西岸 | 桐、楚 | 小中山は袈裟丸山南方に連なる山の総称でバラ沢峠から南に延びる稜線上に三角点がある。 |
47 | 要害山 | ようがいさん | 593 | 渡良瀬川西岸 | ●、桐 | 別名、城山(しろやま)。五覧田城址があり、三方面から遊歩道が整備されている。 |
48 | 田沢奥山 | たざわおくざん | 1260 | 渡良瀬川西岸 | 桐 | 田沢奥山は田沢川上流の山の総称で最高点は郡界尾根と旧村界尾根の分岐近くにある。 |
49 | 中野山 | なかのやま | 785 | 渡良瀬川西岸 | ●、桐 | 中野集落の北方、黒保根・東の旧村界尾根にある。 |
50 | 神戸山 | ごうどやま | 857 | 渡良瀬川西岸 | 桐、楚 | 別名、牛沢山。神戸山は神戸地区の裏山の総称で最高点は牛沢集落の北にある。 |
No. | 山名 | よみがな | 標高[m] | 地域・山域 | 関連記事 | 説明 |
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51 | 琴平山 | こんぴらやま | 196 | 笠懸・大間々 | 102 | 別名、山寺山(やまでらやま)。国瑞寺の裏山で大岩があり、鳥居と金毘羅社の石祠を祀る。 |
52 | 稲荷山 | いなりやま | 180 | 笠懸・大間々 | 101 | 山頂に稲荷神社があり、北側山麓にはカタクリの群生地がある。 |
53 | 鹿田山 | しかだやま | 232 | 笠懸・大間々 | 99 | 鹿田山丘陵と呼ばれる。三つの頂からなり、清水新沼から遊歩道が整備されている。 |
54 | 天神山 | てんじんやま | 174 | 笠懸・大間々 | ● | 古来からの石材産地で天神山の原石は中世の石造物に広く使用された。 |
55 | 浅間山(上神梅) | せんげんやま | 440 | 笠懸・大間々 | 楚 | 上神梅地区の裏山。銅山街道のすぐ上にあり、裏側の別荘地から道が付いている。 |
56 | 立岩山 | たついわやま | 235 | 笠懸・大間々 | 129 | 鹿田山丘陵の最高点であり、頂は道帰山とも呼ばれる。 |
57 | 要害山 | ようがいさん | 265 | 笠懸・大間々 | 69、桐、楚 | 高津戸峡の東岸に聳え、高津戸城址がある。里見兄弟の悲話伝説で有名。 |
58 | 手振山 | てぶりやま | 368 | 笠懸・大間々 | 186 | 深沢城の信号所だったことが山名の由来。大間々の手振りうどんは山名を採用。 |
59 | 八王子山 | はちおうじやま | 269 | 広沢丘陵 | 107、楚、山名考 | 八王子峠の南にあり、八王子の文字塔と修行満行の碑が建っている。 |
60 | 荒神山 | こうじんやま | 218 | 広沢丘陵 | 103 | 広沢(八王子)丘陵北端にあり、山頂に三宝荒神社の石祠を祀る。 |
61 | 唐沢山 | からさわやま | 261 | 広沢丘陵 | 114、楚 | 別名、石尊山(せきそんさん)。石尊様と呼ばれ、石尊祠を祀る。山頂は太田市だが、麓は桐生で東沢寺から道がある。 |
62 | 手臼山 | てうすやま | 194 | 広沢丘陵 | 109 | 彦部屋敷の裏山で手臼砦跡があり、石祠を祀る。福厳寺から三十三観音を祀る旧道がある。 |
63 | 鳶山 | とびやま | 210 | 菱 | ● | 曲松と米沢間にあり、桂山から連なる尾根の末端の山。道は整備されていない。 |
64 | 桂山 | かつらやま | 281 | 菱 | ● | 姥穴山から南に延びる尾根が雷電山と鳶山に分岐する箇所にある。道は整備されていない。 |
65 | 雨乞山 | あまごいやま | 196 | 菱 | 90 | 小沼橋の北、中腹に琴平社があり、山頂に石祠を祀る。 |
66 | 浅間山 | せんげんやま | 172 | 菱 | 94 | 桐生川に迫り出した山で桐生城の物見砦が築かれ、山頂に石宮を祀る。 |
67 | 羽場山 | はばやま | 230 | 菱 | 84、楚 | 通称、でんべい山。小友川と黒川の間に延びる尾根の末端近く、住吉団地から道が付いている。 |
68 | 唐沢山 | からさわやま | 380 | 菱 | 206 | 仙ヶ沢から黒川に派生する岩稜上にあり、石祠を祀る。昔の登拝路は荒廃している。 |
69 | 雷電山(小友) | らいでんやま | 187 | 菱 | 87 | 桐陽台の北側にあり、山頂に雷電社石祠を祀る。 |
70 | 雷電山(米沢) | らいでんやま | 225 | 菱 | 136 | 米沢集落の北、山頂に雷電社石祠を祀り、隣接する富士山には東から富士講の参道がある。 |
71 | 一色雷電山 | いっしきらいでんやま | 327 | 菱 | 79、桐 | 一色集落の東、途中に出羽三山の石祠、山頂に雷電社石祠を祀る。遊歩道が整備されている。 |
72 | 石尊山(小松) | せきそんさん | 177 | 菱 | 58、楚 | 小松橋の東、桐生川河畔にあり、石尊様と呼ばれる。山頂に石尊社と愛宕社を祀る。 |
73 | 朴の木山 | ほおのきやま | 621 | 梅田 | 151、楚 | 野外活動センターの裏山で小学生の野外活動用に道が整備されている。 |
74 | 二渡山 | ふたわたりやま | 345 | 梅田 | 29、楚 | 高沢山稜末端の山で護国神社から踏跡がある。名称は旧村名の二渡に由来する。 |
75 | 栗生山 | くりゅうやま | 341 | 梅田 | 30 | 三峰山から南東に延びる尾根の末端にあり、名称は山麓の地名栗生に由来する。 |
76 | 愛宕山 | あたごやま | 375 | 梅田 | 195、楚 | 別名、火打山(ひうちやま)。鷹林寺の裏山で愛宕祠と疱瘡神祠を祀る。 |
77 | 作網山 | さかみやま | 401 | 梅田 | 楚 | 栗生山の北、高沢山稜上にある。作網山は作網沢上流にある山の総称。 |
78 | 筬沢山 | おさざわやま | 494 | 梅田 | 楚、楚 | 別名、堂平山(どでぇらやま)。三峰山から南東に延びる尾根上、栗生山と三峰山の中間にある。 |
79 | 愛宕山(平井・天神町) | あたごやま | 166 | 旧市内 | 56 | 登り口に鳥居があり、山頂に愛宕社の石祠を祀る。 |
80 | 経塚山(平井・天神町) | きょうづかやま | 216 | 旧市内 | 57 | 愛宕山と峰続きで山頂に石祠を祀り、北側山麓に三宝荒神神社がある。 |
81 | 丸山 | まるやま | 174 | 旧市内 | ●、楚 | 渡良瀬川の川岸にあり、山頂に琴平山の石祠を祀る。 |
82 | 物見山 | ものみやま | 274 | 旧市内 | 63 | 吾妻山から平井町方面に延びる尾根上にある。道は整備されていない。 |
83 | 雷電山(宮本町) | らいでんやま | 217 | 旧市内 | 72 | 吾妻山の中腹にあり、雷電社を祀ったのが山名の由来。現在は水道山公園になっている。 |
84 | 観音山 | かんのんやま | 199 | 旧市内 | 73 | 御嶽神社の裏山で中腹に御嶽講の石造物があり、山頂には千手観音の石宮を祀る。 |
85 | 雷電山(皿窪砦) | らいでんやま | 320 | 川内 | 45、桐 | 別名、谷山(やつやま)。皿窪砦跡で八幡神社から参道が通じ、雷電社と愛宕社を祀る。 |
86 | 丸山(赤萩) | まるやま | 372 | 川内 | 楚 | 大形山方面から名久木に延びる尾根の末端にあり、中腹に金毘羅宮石祠を祀る。 |
87 | 蚕影山 | こかげさん | 616 | 川内 | 15 | 平久保集落の裏にある岩山で山頂だけ松が自生し、蚕影神社の石祠を祀る。 |
88 | 石尊山 | せきそんさん | 271 | 川内 | ● | 別名、丸山(まるやま)。子聖権現社の裏山で途中に不動尊、山頂付近に石尊社の石祠を祀る。 |
89 | 愛宕山(名久木山稜) | あたごやま | 302 | 川内 | 42、楚 | 白滝神社の裏山で山頂に愛宕社を祀る。 |
90 | 駒形山 | こまがたやま | 632 | 川内 | 楚 | 駒形集落の裏山で山頂近くの岩場に胎内潜りがある。 |
91 | 富士山 | ふじやま | 163 | 相生 | 93 | 別名、浅間山(せんげんやま)。富士講の参道があり、山頂に大きな石祠を祀る。 |
92 | 梵天山 | ぼんてんやま | 450 | 小平 | ● | 小平大杉の裏山で山頂に庚申塔を祀り、梵天を立てる習俗があった。 |
93 | 八王子山 | はちおうじやま | 330 | 小平 | 150 | 三本木集落の南にあり、岩が露出した山頂に八王子神社がある。 |
94 | 天狗山 | てんぐやま | 740 | 黒保根・東 | 桐 | 白浜山から草木湖に派生する支稜上に突き出た岩峰で山頂部だけ天檜に被われている。 |
95 | 三峰山 | みつみねやま | 630 | 黒保根・東 | 桐 | 中組集落の北にあり、山頂に十二社の石祠を祀る。 |
96 | 東山 | ひがしやま | 678 | 黒保根・東 | 桐 | 東原集落から道が付いており、山頂に十二社の石祠を祀る。 |
97 | 雷電山 | らいでんやま | 605 | 黒保根・東 | 桐 | 涌丸の西にあり、南側から参道が付けられている。山頂直下と山頂に雷電社の石祠を祀る。 |
98 | 田黒山 | たぐろやま | 792 | 黒保根・東 | 楚 | 草木ダムの東にあり、ダム建設時に原石を採掘した。裏側の三境林道から稜線伝いに登る。 |
99 | 不二山 | ふじやま | 290 | 新里 | ● | 旧石器時代の遺跡があり、山頂に浅間社石祠を祀る。昆虫の森内にあり、入園料が必要。 |
100 | 雷電山 | らいでんやま | 202 | 新里 | ● | 山頂に雷電神社があり、ほかに金毘羅宮と山神宮の石祠を祀る。麓に「雷電山の笠塔婆」がある。 |
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