くらみやま。県道梨木香林線沿い、桐生カントリークラブの横にちんまりとした高みがあります。全面に篠竹の薮を配し、山頂には雑木が疎らに生えています。見た目ははかばかしくありませんが、登ってみると、三等三角点(点名不詳)あり、赤城、袈裟丸、皇海の展望ありで、なかなかどうして隅におけない山でした。
久良見山は梨木鑛泉の時代に「赤城山梨木名所久良見ヶ瀧」があったそうなので、その名前を踏襲しました。

久良見山には国道353号線を進み、新里町板橋の信号で右折(しても353ですが)、赤城山に向かいます。板橋のサクラソウ公園を過ぎ、国道が大きく左にカーブしたすぐ先で右折(そばやさんの角)、道なりに進み、サクラソウ群落の看板(先ほどのサクラソウ“ふれあい”公園とは別のもの)で左折します。
再び道なりに進み桐生カントリークラブ(桐生といいながら、合併する迄は新里だったんだ。桐生からはすごく遠い)の手前、路肩で停車。
目印が「サクラソウ“ふれあい”公園」と「サクラソウ群落」と紛らわしいですが群落は舟原にあり県の天然記念物に指定されています。

進行方向右(東側)の篠竹の薮に突入しますが、見た目ほどの密林ではありません。近くで携帯電話のアンテナの工事をしています。工事が終了して、作業場の跡を通れば篠の薮漕ぎは免除されるかも。篠薮を抜け、まばらな雑木の斜面を登るとすぐ尾根に(振り返ると大きな赤城山って、ここも赤城山ですが)。三角点のある山頂は右です。三角点は半ば土に埋もれています。ちょうど北側が開けていて、袈裟丸山、皇海山が正面に見えます。稜線の近くには作業道のようなものがありますが、他所の敷地に入り込んでいくようです。

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