にじっちょうやま、でしょうか。足利百名山選定委員会が選定した足利百名山の一山です。あまり類例のない山名ですが、謂れはわかりません。どこかから二十丁の距離にある山なのでしょうか。大雑把に計算すると湯殿山神社あたりが二十丁山から2km位ですが。この尾根が湯殿山への参拝ルートだったとすれば、二十丁山、どうでしょう。

さすがにこの季節(2008年6月)、高尾山の参道を歩く蛮勇はないので、熊野神社に詣でて、高尾山の裏手の尾根まで作業道を歩きました。ここまでのアプローチは高尾山をご覧ください。
熊野神社の脇の舗装道を進むと宅地造成したまま、売れずに残っている雛壇の間の道になり、雛壇の最高部で土の道にかわります。そのまま進むと高尾山神社の裏手に出ます。

概念図は尾根通しの道になっていますが、尾根直下の東側に作業道の跡が残っていますので、二十丁山の直下までは作業道の痕跡を使いました。この季節に薮漕ぎをしない程度の思慮分別は持ち合わせていますので。とはいい条、倒木を跨ぎ、かぶった草を潜りと薮山歩きの範疇ではあります。整備されれば、露岩混じりの素敵なハイキングコースになりそうなルートです。
見当をつけて、尾根に這い上がる(という程のことでもないのですが)こと二度目にして、四等三角点発見。とてもピークとは思えない草木が盛大に生い茂った地点、二十丁山山頂です。この先、尾根は下り気味ですし、まあ、間違いのないところでしょう。このモッサリ感は捨て難いものがあります。何となく腑に落ちた山歩きでした。
この辺りから、養源寺や足利霊園にまで足がのばせれば周回コースになるのですが、今日の所は往路を戻りました。高尾山も足利百名山に選定されています。

下の写真、上段の右、右に赤く見えるのが高尾山神社の後ろ姿です。分岐から至近ですから、是非高尾山にもお立ち寄りください。

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