なかやま。佐野市運動公園の北側の山で、恐竜がいたり、ローラー滑り台があったりで、駐車場から数分で登れて、頂上に三角点だけある、好事家向きのヘっへっへっの山だと思っていたのですが、さにあらず。素敵な尾根道で、ちょっとした縦走気分が味わえました。

桐生からは、やや遠い山なので、ここだけ登りに来る篤志家はいらっしゃらないでしょうが、何かのお序でに登ってみても損はさせません。わざわざ登りに来てもきっとご満足いただけると思います。
足利で、国道293号に入り、田沼方面にむかいます。越床トンネルをぬけ、駒場か出流原西の信号で右折します。あとは道案内に従って。駐車場は広いのですが、野球場付近はいつも混雑しているようです。だいたいすいている陸上競技場付近に駐車します。

野球場の脇の池の横の道が入山口です。練習場の手前で右折して尾根に入ります。広い道で、風が通ります。尾根上には古墳がちりばめられているようで、ピークか古墳か区別がついていないようですが、とりあえず、登りついたピークは頂上としておきます。松原山とでもしておきましょうか。何かの標石柱が埋め込まれています。緩めですが、ここから何度かアップダウンを繰り返し、最高峰の中山まで尾根道は続きます。次のピークも、古墳かも知れないということです。このピークにはハンターへの注意書きが書かれた看板が落ちていました。こんな里山にハンターの狙う獲物がいるのでしょうか。運動公園側にはハチとヘビがいるので気をつけるようにとお達し書きがありましたので、ハンターの方にはそこら辺をお願いしたいところです。この辺り、結構谷が深いので、深山にいる雰囲気にも浸れます。野球場のアナウンスを無視して、鳥の声だけ聞いていればですが。北にのびる踏み跡があったのですが、高校の敷地にいっちゃうのかしら。
ハンター看板のピークからが、この縦走コースの核心部です。よく整備された尾根道が緩く下っていき、鞍部からジグザグを描いて中山の頂上めがけて登って行きます。鳥の声、風の音に耳を澄ませて、ゆっくり歩きたいところです。
頂上には三等三角点と平らな石。この石が古墳の蓋といわれていますが、どうなのでしょう。尾根はまだ続きますが、薮になります。ハチとヘビが怖いので、ここからは運動公園内の舗装された道を下り、西入口を目指します。ローラーコースターを利用するとあっという間に下れますが、予め受付で200円払い、クッションを借りておかなければいけません。西入口は、陸上競技場のすぐ上なので、駐車地は。ね、野球場の方におかなくて良かったでしょう。次回はクッション借りてこのコース歩くんだ。

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