やくし。近くにある荒砥富士山を忸怩たる思いで紹介した後に、この薬師も続けて紹介しようとしていたのですが、チョー、チョー忸怩たる思いを払拭するまでに半月経ってしまいました。赤城山南麓の流れ山の一つなので、紹介しておかなくてはいけないのですが、にしても。楚巒山楽会内でも意見が分かれましたが、ここは一つ代表幹事である私の責任でで山と認定しました。
薬師のある台地には大きめの石(小さめの岩)、などがころがっていて、赤城山が崩れてここまできたんだなという感興を覚えることはできます。が、山らしさは微塵ほどしかありません。山って呼ばれてないし。
ただ、地元の方に「あの山はなんという山ですか」と尋ねたら、「薬師」と教えてくれたので、山の仲間に入れてもいいかと。

国道50号線の赤堀西久保信号から前橋西久保線に入り、大室神社の先、コンビニのある信号で左折、苗ヶ島飯土井線を進みます。観昌寺入口の看板の四叉路を右折、神沢川を渡りゆるく登ってゆくと左にこんもりした盛り上がりとお堂、薬師です。駐車は邪魔にならない路肩に。
以前は立派な薬師堂があったそうですが、消失したということです。境内には、数多くの石仏や石碑、石祠が集められています。
中に石殿という標柱がありました。神様がいるのが石祠、仏様がいるのが石殿です。石祠の中にご神体というのはほとんどありませんが、石殿の中にはちゃんと石の仏様がいらっしゃることが多いような。

という訳で、紹介してしまいました。下の写真山に見えますよね。山を見た目だけで判断するのはやめましょう。


inserted by FC2 system