本町3丁目の信号を東に。幸橋で桐生川を渡ったら左折。桐生川左岸の道を進みます。菱町4丁目の信号で普門寺方面へ右折。進行方向右が駐車場。
右手にハイキングコースの案内板があります。

駐車場の奥にある指導標に従い、左の植林帯に入るとすぐ雑木林に変わり、笹薮の間の道を抜けると右ガッチン山、左観音山方面の分岐に出ます。

すぐ先の岩場がガッチン山。小さな石碑があり、吾妻山が大きく望めます。
桐生の町並、茶臼山、赤城山、榛名山など、中尾根から南では一番の展望が得られます。

下山はコースに戻らず、岩場につけられた踏み跡をそのまま辿ります。少し急ですがしっかりとした踏み跡で、くる時に通ってきた左岸沿いの道の機神神社の裏手に出ます。

ガッチン山の分岐で、左に行くとロープの張られた道を一登りで雷電様の石祠のある雷電山につきます。祠と山名標のある小広い台地で、ピークではありません。
ここまでくると308mの観音山の山頂も指呼の間です。

ガッチン山からは文昌寺や菱の小中学校の裏手に出る道も通じているので、泉龍院の駐車場に車を置けばいろいろなコースが楽しめますが、普門寺から登り、岩場を下るコースは一度お試しください。

このコースの記述だと観音山を越えて中尾根に向う途中に、泉龍院裏という指導標があります。下ると本当に泉龍院の裏手に出ます。夏場はお薦めできませんが泉龍院の駐車場に戻るには最短のコースです。

ガッチン山の名前については、地図には八幡山と記載されていますし、指導標にも八幡山とガッチン山の二通りあります。
ただし、地図に記載されている八幡山は山名をあらわすゴシック体でなく地名をあらわす明朝体で表記されているので、多くのガイドブックに記されているガッチン山にしました。
でんべい山とかガッチン山とか、漢字表記ではない山名も楽しいでしょう。
普門寺の南辺りには八幡山下という地名もあるので、八幡山が訛ってガッチン山となったのかしら。こんな風に訛るかなぁ。

2006/11/8 ガッチン山に山名プレート設置。
2.5万分の1桐生の右上に普門寺があります。その文字の右下にある201mの標高点がガッチン山です。この項の見出しの150mと山名プレートの200mを訂正します。
普門寺からの杉林が間伐されて風通しが良くなりました。間伐用に作られたのでしょうが、踏み跡が幾つか増えています。葉っぱが落ちきって見通しが良くなったら探検してみようと思っています。



inserted by FC2 system