熊の出没で、テレビのニュースなどでもたびたび取り上げられ、すっかり有名にになった?軽井沢の離山です。下に写真を掲載しましたが、熊が出没するのではなく、熊さんが住んでいらっしゃるところに別荘地があり、われわれ“脳”天気なハイカーが熊さんの邪魔をしに行くという構図です。

あいなるべくなら、熊さんにはお会いしたくないので、熊除けのベルやら、安産のお守りやら、交通安全の鈴やらを持ってのにぎにぎしい登山です。テーブルマウンテンとの異称もあるようで、国道18号線を走っていると向うから目に飛び込んでくる山です。浅間山から離れたところにあるので離山と呼ばれるようになったということですが、別荘地の中にデーんと横たわっています。

離山の信号から離山方面にむかい、別荘地の中を走っていくと車道の終点に登山口があります。駐車スペースは登山口周辺にあります。
歩き出してすぐに“野生動物(クマ)生息地域 熊は音に敏感で臆病です。携帯ラジオ・鈴・仲間との会話等で音をたてながら歩きましょう。ゴミは必ず持ち帰りましょう。軽井沢町”ようするに、この辺は熊さんのお家だから、遇わないように色々しなさいね。という看板があり、ギョッとさせられます。道は車のすれ違いもできそうな広い道で、熊さんに遇っても道を譲ることなくすれ違えるし、こんなところを歩く熊さんはいないだろうと思いつつ、カーブでは先が見通せる谷側を歩きます。500mおきに道標があり、あとどのくらい歩けば頂上に着くかを教えてくれます。離山の周回コースをわけると、やっと山道らしくなりますが、すぐに頂上。素晴らしく大きな浅間山が目に入ります。頂上には三角点と展望盤、望遠鏡、ベンチがあり、寛ぐには最高の場所です。
360度の展望ですが、浅間山が大きすぎて、なかなか視線を他に向けられません。


inserted by FC2 system