本町5丁目の交差点を東に。桐生川にかかる広見橋の手前の交差点を右折。城の岡団地入り口の信号で左折。(あら、ここまでは雨乞山と一緒)車は路肩に結構ゆとりがあるので、適当に。(すぐ降りてくるしね)HONDA(家具店)の看板の手前の桑畑から山道に入ります。篠と雑木林の中の道を進む。右に別れる道はお中道の終点。帰りに通るので直進。すぐ左に160mPへの道が別れます。よく踏まれたゆったりとした山道を進みます。T字路で左に。すぐ左に鳥居へと続く道に会う。鳥居をくぐると浅間山の頂上。一部樹間越しになるが360度の展望。なんといっても浅間山(本家、ここはせんげんやまです)の眺望がここのご馳走。石祠と三等三角点あり(点名宿島)。丸山(別掲)とこの山には桐生城(別掲)の砦があったということです。

浅間山(あさまやま、紛らわしいな)の見える方向に進みます。西方向かな。鳥居を背に進むと、もう一つ石祠があります。直進するとT字路から伸びてくる道に会います。右に。すぐ右手に山腹につけられた踏み跡があります。(直進するとゴルフ練習場の脇を通って桐生川沿いの車道に出る。)まだ新しくふかふかした道、ぐるっと山を巡る。富士山のお中道を超小さくした奴。左には桐生川の流れが見える。二股の分岐に会ったら右へ。進んでいくと往路に出会った分岐になります。ここからの眺めも素晴らしい。

掲載の写真も望んでいるのはあさまやまです。為念。

2006/9/20 山の腰から梨木峠(山の腰峠)を越えて宿の島(宿が多くあったから宿の島)への道は足利への交易路として栄えたそうです。現在は城の岡団地ができ、道も舗装されその面影はありません。浅間山の登り口から少し宿の島方面へ向った所に庚申塔がありますが、それが梨木峠の名残りでしょうか。
浅間神社の祠があるところから浅間山と呼ばれていますが、富士山とか宿の島山(しゅくのしまやま)の呼び名もあるようです。
この山も雨乞山も、リアルタイムの里山なので、突然、杣道ができたり、塞がれたりします。山腹の道から八坂橋付近に下る道ができていたり、八坂神社の裏手から登る道が薮になったり、目が離せないところがあります。

前回の記述では三角点を二等としていたのですが、誤りでした。三等三角点です。展望の素晴らしい山で、桐生を囲む山々、市街、遠く浅間山まで眺めることができますので、雨乞山と結んでぜひ登ってみてください。厳冬期とツツジの頃がお薦めです。

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