代表幹事 の77%は当初の勢いで出来ています
代表幹事 の15%は借金で出来ています
代表幹事 の8%は嘘で出来ています
成分分析占いで見事に言い当てられた筆者です。

萱野山です。桐生市の作成した桐生ハイキングガイドマップ自然最前線の鳴神山―吾妻山縦走コースに、山名だけ記載されていますが、縦走路は山腹をまいていますので、山頂の四等三角点(点名大門)に触れる人はあまりいないと思います。

縦走の途次に山頂を踏むのではなく、山はそこだけをめざして登るという、楚巒山楽会の方針に従って、きのこホテルから萱野山に登り、岡平山神宮に下るというコースです。
数年前まではきのこホテルから縦走路に向かい、植林帯から尾根直下に飛び出すと、むねのすくような展望に出会えたのですが、刈り払いされた所に植樹された杉が育ってしまったので(5列目の中と右の写真)、今となっては残念としかいいようがありません。

十年以上山から離れていましたので、以前訪れて、心に残った山を再訪すると、あまりの変わり様に、思わず落涙することが多々あります。赤城の長七郎山と小地蔵岳の鞍部の草原が消えていたり、前日光の井戸湿原がなくなっていたり、菱町の泉龍院の上の中尾根290mピークに寝釈迦がいたりと枚挙に暇がありません。

で、例によって、本町3丁目の信号を北上します。桐生天満宮やら群馬大学工学部をすぎ、天神町3丁目あたりで、左側うどん屋さんの先に鳳仙寺参道の石碑をみます。ここを入ってもいいのですが、この先右側ガソリンスタンドの交差点を左折します。きのこの森の看板があります。入るとすぐに三宝荒神社があり、この裏手から経の峰に登れます。車はきのこホテルの駐車場に置かせてもらいますが、一つ問題があります。今、気持ち良く車で登ってきた道を、山行後のご自分の二本の足で登り返さなければならないことです。車は岡平山神宮の下の道の路肩や、西方寺、鳳仙寺の駐車場に置かせていただいたとしてもコースの登り口はきのこホテルの駐車場奥ですから、どちらにしろ舗装された道を車を避けながら登らなければいけません。先憂後楽か先楽後憂か。筆者は当然、疲れた足を引きずってトボトボ最後に登っています。江戸っ子ですから。

きのこホテルの下の駐車場奥から登山道が始まります。要所要所に指導標、テープがつけられ、しっかりとした道が縦走路まで続いていましたが、いまは若干荒れ気味です。きのこホテルが閉鎖されていた間、あまり手入れがされなかったようです。以前はもうちょっといい道だったというだけの話で迷わず縦走路まで歩けます。道は植林帯と雑木林の境目につけられているようです。縦走路に出た地点には右鳴神山、左吾妻山、登ってきた方向はきのこ会館をさす指導標。経営が変わったのだからきのこホテルに直せばいいのに。左に少し登ると通称きのこピーク。筆者は寡聞なもので、この通称を知らなかったのですが、もう少し、もううんと、他の名前がなかったのでしょうか。きのこピークに登ってきたって、あまりいいたくない。縦走路を鳴神山方面に向かい緩く登って下ると鳳仙寺沢の頭の指導標。東側の展望が少しあります。西方寺沢の頭の指導標もそうですが、ピークに建ててよ。鳳仙寺沢の頭をすぎて登っていくと左に自然観察の森へ下る道を分けます。右側はすでに萱野山ですが、道は山腹をまき、作業道に出ます。下山路と萱野山は右ですが、左にいって西方寺沢の頭を踏んで、戻ります。作業道から縦走路に戻る指導標を入るとすぐです。写真のようにピークのかなり下に指導標があります。ピークには石柱があるだけ。作業道を戻ります。この辺り一帯作業道が錯綜していますが、そのうち探索してみましょう。右の立ち木に、右吾妻山、左梅田カインズホームと刻まれた文字が読めます。この道を進むとすぐに萱野山に向かう薄い踏み跡が別れます。頂上には三角点だけかと思っていたのですが、R・Kさんの標高だけ記したプレートがありました。他に適当な立ち木がなかったので、当会の山名標はその上に付けさせていただきました。

作業道は、荒れ始めています。人が歩くにはやや急ですが、踏み固められた林道よりはましでしょうか。何ケ所か枝別れしますが、迷う所はありませんでした。登りに使うと迷うかなぁ。西方寺沢を何度かまたぎ、作業道が林道に変わり、右に堰堤、岡平山神宮を見て、車道にでたら、右方向に向かいます。西方寺、鳳仙寺と通過しきのこホテルへの登りがまっています。

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