旧桐生市内の山を紹介することを目的にはじめたホームページですが、1年中桐生の山に登る根性がないので、夏場は赤城山に避暑にいっています。からっ風街道を利用するようになってから、赤城山が近くなりました。桐生の山ですし。
前橋方面に御用がある時は、行きか帰りに赤城山で遊ぶことがあるので、赤城山に行くにもいろいろなルートをとっています。そんな折に山と書かれた道標や小高い盛り上がりがあると、心が惹かれつい立ち寄ってしまいます。富士見村の十二山公園、旧宮城村の天神山自然公園は、入口を示す看板を何度か見ていて、そそられていました。
十二山は山でしたが、天神山は地図でもそれらしい高まりはありません。もともとは個人の方が、荒砥川沿いの土地を整備して、水芭蕉などを植えられたということです。山とも自然とも、離れていますが、山と名がついているので一度は訪れてみたいと思っていました。

残念なことに、入場不能でした。駐車場の対岸なので、橋がなくては渡ることができません。橋があったとしても、ご覧のような薮です。合併の弊害でしょうか。前橋市になってしまったので、橋を修復する予算が回ってこないのでしょうか。駐車場から見る限りでは山らしいところはないのですが、橋が直ったら、またということで。

天神山から赤城山に向かって行くと、富士講の石碑に出会いました。もう少し高い場所にあれば、宮城富士山(ふじやま)とか強弁できるのですが、流石の私でも、これを山と呼ぶにはためらいがあります。これも残念ということで。

一応、石碑の場所まで登って、写真だけ撮って、赤城山に向かいます。洒落た橋の向こうで、山道を整備している方を見つけました。
旧宮城村には奇特な方が多いようで、天神山自然公園と同様に、個人で山を整備して、皆さんに登って頂く、と仰っていました。ついに山に出会いました。
完成の暁には六本木自然園とすると言われましたが、ピークは六本木山でしょう。赤城山が一望できる展望台ができるそうです。


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