太田市の最高標高地点です。隣町の私がとやかくいうことではないのですが、名前をつけるとか、モニュメントを設置すればいいのに。菅塩沼あたりに意味のない「遊歩道終点500m」なんて立派な道標たてるんだったら、ここに「太田市最高点263.8m」ってプレートでもつけた方がずっと。
1989年に上毛新聞社から発行された「群馬の山2.(てんつき)」の唐沢山―菅塩峠の記事に“唐沢山は太田市第二の高峰で、ここまでくると下界の騒音はなくなる”と書かれていたのを読んで以来、ず〜っと、じゃ第一は何処?と疑問に思っていました。一等三角点峰ではありますが、261mの山を高峰と書くセンスも疑問ですが、旧薮塚本町出身で合併により自動的に太田市民になった友人に調べるように命じたのですが、復命はありませんでした。先日、太田市の八幡山を調べるために太田市のサイトを覗いたら、ちゃんと書いてありました。20年近く疑問を抱き続けた私って。
【平成17年のPDF版太田市の地勢では御所山273.4mが太田市の最高地点になっていました。(合併後ですね。山名の記載はありませんでした。)】
名前はついてしまいました。太田のよい子たちは太田で一番高い山は御所山と覚えましょう。

すずき@東毛さんのブログ「上州東毛無軌道庵」やhisiyamaさんからの情報で、茶臼山へのジャンクションピーク(楚巒山楽会呼称 姥沢の頭)に設置されていた八王子山の看板が本来の八王子山に移動されていることを知り、実見しにでかけました。籾山峠から登り、太田市最高点を難無く過ぎ、御所山に設置された山名標の誤りを発見し(標高が違うよ。273mだよ)、水道山の山名標が滅びかかっているのを確認し、八王子山への分岐につきました。道標の柱に書かれていた「東50m八王子山」という文字が削り取られていました。看板だけ移動させても道標を消してしまったら、知らない人が訪れるはずはありません。何組かの登山者に出会いましたが、皆さん素通りでした。なんで消しちゃったんだろう。所有者のあるものに文字を書くのも器物損壊だけど、削っちゃうのは器物破損になるんじゃないかなぁ。落書きじゃなくて有用な情報だったんだから。パットしない古井戸の脇を通って突き当たりに看板がひっそりと移動していました。手前には大きな八王子の石柱。途中に消えかかった木の山名標がありますが、桐生山野研究会の方が天王山に置かれていたのを移動させたものです。薄れていますが、天王山の標高243mが書かれています。その経緯はこちら

ジャンクションピークに置かれた、姥沢の頭の山名標を確認して、黒石峠の先、黒石山までいって岡の上まで下って、黒石峠を登って往路を籾山峠まで戻りました。茶臼山には登りませんでした。近くに来てはいても、とんと足が向きません。八王子山の看板を移したのはどなたなのでしょう。ず〜っと置いてあった看板を急に移動させたのは何故なのでしょう。山は登るたびに新発見があるもので、八王子山から少し下った所に小さな庚申塔があるのに気付きました。何度となく通った道ですが、今まで気付きませんでした。

2009/8/2(代表幹事代行による補足)
「御所山」の名称を「根元山」に訂正します。 いくつかの訂正の「太田市最高点」の項を参照下さい。

inserted by FC2 system