山寺のかなしさつげよ野老ほり 参道の入口に建てられていた芭蕉の句碑に刻まれていました。野老は野老山(ところやま)の「ところ」で自然薯のことです。
米山薬師は山の上に建てられていたので、山寺には違いないのですが、山の中のお寺という雰囲気ではなかったので、ちょっと。
カタクリ公園もどうなのでしょう。時期に来たことがないので、コメントしづらいのですが、狭くないですか。囲いも凄すぎませんか。例によって東屋もありで。カタクリ見に来た方が、道路端の東屋に屯します?

丸山(米山)です。楚巒山楽会の得意分野すぐ登れる山です。太田桐生線で太田市に向かうと金山の手前右側にこんもりした独立丘が見えてきます。その昔頂上に丸山砦があり、その後、焼失するまで米山薬師のお堂があったという低い丘です。地元の方はやくしさまと呼んで、やくしやまとは呼んでいないようです。(すずき@東毛さんより)

桐生太田線の吉沢の信号を右折して、カタクリ公園のある交差点で左折。すぐに米山薬師の駐車場があるのですが、2007年1月27日現在は工事中で使用できませんでした。駐車は参道の前の空き地ですね。参道入口まで車で乗り付けるなんて少しエラそうかな。
米山薬師の本堂(無住です)を右に見て石段の参道を登ります。開山四百年の幟が賑やかです。途中に赤い鳥居と社、たくさんの庚申塔、石仏。あっという間に山頂です。米山薬師のお堂跡の奥の岩場が山頂です。根本山神の石柱と石祠が二つ。石祠の後ろにベンチが置かれています。岩場がスッキリしているのは散髪をしたばかりのようです。岩場からは360度の中展望。独立丘だけあって、なかなかのものですが、いかんせん標高が。砦というより見張り所程度のものでしょうね。四方から攻められたらすぐに陥落しそう。
すずき@東毛さんの情報によれば南の田圃の中に小丸山と呼ばれる丘があるそうなのですが、山頂からは発見できませんでした。
何となく踏み跡めいたものも散見して、迷い込みたい気が起きますが、本日3回目の山歩きで、石段の登りを十二分に堪能したので、またいつかということにしておきます。

丸山まで来る途中右に下に祠を抱えた岩山があります。なんという山なのでしょうか。登れるものなら登ってみたい。


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