2006年に穴山を登ってからずっと気になっていた大箕山に登りました。一日に二度もです。穴山と硯石山の訂正文にも書いたのですが、穴山を地形図上の1202mの三角点峰だと思い込んでしまっていたので、以前の概念図では大箕山(おおみやま)を変な所においてしまい捜せずにいました。TTさんのご指摘で、穴山と大箕山を取り違えていたことが分かったので、早速登ってきた次第です。
二度登った理由ですが、大箕山がすっかり気に入ってしまい、下山後も帰り難い思いがして再び足が向いてしまいました。なんてことではありませんで、デジタルカメラが故障してしまい、今の山歩きではカメラだけが必需品なので、普段なら登らずに引き返すのですが、映像がなくても紹介文は書けるだろうと、頂上に至りました(一回目)。当初の予定では硯石山か赤城道路への下降路を探すつもりでいたのですが、カメラがないので引き返そうと。林道入口付近に駐車した車に戻り一服しようと煙草を取り出すと、カメラがある。三角点もある頂上だから写真は欲しいなぁと。にしても、雪の上に幾つかの靴跡が、この辺りの山を歩かれる奇特な人が何人かいるようです。一つはTTさんかしら。

(二回目)新年早々、大箕山を二往復することになるとは。花窪林道は新道の造成工事中で、旧道と新道が三度クロスします。旧道を進み、三度目にクロスしたところで左の尾根に取付きます。笹原の中の薄い踏み跡のようなものを辿り、尾根が細くなると、赤城山から赤城颪が吹き付けてきます。産直の颪なので結構きついものがあります。尾根が緩く右にカーブする辺りから、心細かった踏み跡のようなものも消えますが、落葉期なら薮を突破するのも苦にならないでしょう。驚いたことにこの尾根にも幾つかの靴跡が。六道の辻はわりとメジャー?ですが、大箕山に登る人がいるとは。薄く積もった雪についている靴跡も乱れています。皆さんそれぞれ登りやすい所を歩かれているようです。頂上は雑木に覆われてあまり展望はありません。枝越しに鈴ケ岳、荒山が見える程度。驚いてはいけません。赤城道路が見えます。結構近いんだ。三角点と木の標柱、何が書いてあるかは判りませんでした。硯石山方面への踏み跡のようなものと赤城道路への踏み跡のようなものも確認できましたので、そのうちに。

下の写真の4段目の右の写真は、クタビレ爺ィさんのところの柴犬さんから桐生からの赤城山の見え方についてご質問がありましたので、赤城つながりということで掲載しました。東毛からはこんな見え方です。高い所に登ると赤城七峰が全部見えます。上州武尊から赤城山を見たときはショックでした。信じられないくらい赤城山ではありませんでした。10年ほど、前橋市内で勤め人をしていたのですが、会社の窓から見える赤城山も赤城山ではありませんでした。黒檜のない赤城山でした。赤城山がこの形になると、あぁ〜家に帰ってきたなと。

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