川内名久木から三十六童子へ

 hisiyama

川内名久木の三峰山から三十六童子、御岳山、三笠山や烏天狗などに行ってきました。昔の道標にある石尊山の場所がどうしても不明です。あの辺の山域に行く人も最近は神様のことは知らないようで三峰山だけしか行かないようです。

名久木の大崩にある川内側の登山口の道標
右 三峰山 金沢(梅田)
左記 左 御嶽山 石尊宮 左記の標識より上流2〜300m位で沢と道との差が無くなり、渡りやすい場所から渡って三本の杉に囲まれたお宮が発見できればそこが御岳山や三笠山、八海山から三峰山へ行ける。
ついビニールテープに誘われてこのまま沢を登ってしまった。 吾妻〜鳴神山のコースへ出る。 ついでだから桐生市現形図に三峰山と記載のある地点へ行ってみた。

三峰山方向へ戻り、梅田金沢の樋合から来る三峰山への稜線上の参道にある三峰山のお宮 大きな三峰山のお宮 右(東)に傾いてきた。あと何年くらい倒れずにあるだろうか。 寒いので誰かオオヤマズミノ命の石像にマフラーを巻いていた。

三十六童子へ来たが以前は立派な不動明王の像が在ったと思ったが見あたらなかった。 三十六童子も多少下の方まで探せば未だ20以上はあると思われる。 童子の一つを下にあったので泥から掘り出し旧参道へ上げてきた。

三十六童子 三十六童子 首の無くなった石像

肩から無い石像 一つは八海山大神で一つは役の行者か三宝荒神とも聞いたような気がする。 またまた下の方へ倒れていた烏天狗 10数年前に行った時も下へ落ちていた。その時は一人で上げたから大変だったが今回は二人で上げたので良かった。 台石が傾いてるためチョットした振動でも落ちてしまう。今回は建築に詳しい人が一緒だったので台石の下の土を馴らし要所に石を入れたので多少は持つだろうが台石の天狗が納まる四角の彫が浅いので心配だ。

烏天狗も最初は彩色されていたようだ。 岸壁の上の三笠山大神 正面から撮影、断崖の上なので大変だった。

後姿 御岳山の50mはある崖を反対の崖上からオッカナビックリヘッピリコシで写す。 これを降りれば間もなく沢で、下れば道へ出る。

最近記憶が薄くなったがなんとか行って来られて良かった。道の近くの沢で神様の思し召しだろう、さざれ石(国歌君が代のさざれ石)を戴いて来た。もう一回行ってビデオ撮りをしたい。将来はおそらく早いスピードで山の神仏も無くなるだろう。理由は山の仕事が無くなったから。

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