先日、赤城山デビューを果し、これからしばらく桐生の里山ともお別れさ、といっておきながら、また薮山です。
このページは、2002年から今までに登った桐生の山、桐生周辺の山をチョイスして書いているので、リアルタイムではないことが多いです。7月〜9月下旬までは、よい子の皆さんは、けして桐生の薮山には近づかないように。緑が猛々しくなっているし、くまさんはいるし、不快なクモの巣はあるしで、もぉ大変です。困ったもんです。

この項は、リアルタイムです。ご近所に登ってない山があると判ると、ついつい登ってしまいます。桐生広域新聞(今はなくなってしまいました)に連載されていた“再発見シリーズ 桐生の山”の中に琴平山を見つけ十数年前に再発見された山を、また再発見にいってきました。

桐生広域新聞による導入部分です。“梅田町一丁目、城山の周辺は大峯、小峯が林立し複雑な地形をなし、自然の城域を形成している。この琴平山も城山に続く小さな山の一つで、地元の人以外にはほとんど知られていない。琴平山という名前も小谷戸集落の人たちがそう呼んでいるだけだ。”なかなかそそられるでしょう。で、向かったのですが、一度目は見事に失敗。果敢に薮を突破したら何か見覚えのある尾根に出てしまい。雷電神社にお参りをして帰りました。

そこで、山の師であるhisiyamaさんに教えを乞い、あの地図だけで行けたらたいしたもんだとのお言葉を賜りました。あの地図とは左の白黒の地図です。広域新聞に掲載されていたものです。確かに。落書きとまではいいませんが、桐生市外の人はこれでは登れないでしょう。私もたいしたものにはなれませんでした。で、二度目のトライです。

碧雲寺の駐車場に車を置かせていただき、徒歩で城山林道を登ります。木工所を過ぎると車で通過した時には目に入らなかった鳥居が見えました。石段を登りきると左手に踏み跡があります。そこを下るとすぐにやや広い、作業道か参道のような道に出ます。左は浅い谷底、右は低い尾根。その間につけられた道を辿ると整地された作業道に出ます。反対側につけられた踏み跡に入ります。少し薮気味ですが、尾根道です。しっかりとした踏み跡で前方に岩が見えてきたら、そこが琴平山です。踏み跡は岩の左側を過ぎ、なおも続きますが、薮に突き当たって途切れます。岩場で最初に目に付くのが石灯籠を従えた琴平宮、一段高いところに東照宮。桐生地区の東照宮はここだけだそうです。展望はありません。山とはいっても尾根上の突起です。標高は不明です。それほど高くありません。帰りは先ほどの林道に出たら左へ林道を下ります。ほどなく砂防堰堤が見え、城山林道に出ます。車はここにも置けるかも。

再び夏の梅田琴平山に  2006/7/1
上の記述をお読みになった、お取引先の社長さんが、いってみたいと仰るので、ご案内してきました。社長さんも何度か城山林道を車で通ったことはあっても山神宮には気付いていませんでした。その際林道からの入口と東照宮のある岩場の上にプレートをつけてきました。
上段のまん中の写真で黄色のものが琴平山への案内標です。もし行かれる方は踏み跡の少し上を注意して見てください。

すみません、写真の枠があまった際に、会の古い写真を掲載した所、会の中では頗る評判がよかったのでまた掲載しました。最近ではあまりお目にかかることのないニッカボッカとニッカホースで身を固めています。写真左は初代会長、隣が代表幹事、一人おいて現会長です。疎遠になってしまった会員もいて写真掲載の許可が取れないので写真は雰囲気だけが分るようにしています。

写真の説明 乾徳山頂にて。左から初代会長、代表幹事、男性会員、現会長。全員ニッカボッカの勇姿。

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