やま。なんと清々しい呼び名でしょう。山をやまと呼ぶことに何の異論があるでしょうか。住吉台の登山口から北森山まで歩きました。このコースは“すみれ山好き会”さんが整備をされ、とても歩きやすいコースです。ご努力に感謝しながら楽しく山道を辿りました。でんべい山の手前、羽場山と思われる場所には当会の山名プレートを下げました。

桐生市の基準点のある276.4mに熊ノ沢山と呼称が付けられています。概念図に書いたように、熊ノ沢と熊ノ沢山は離れています。概念図の赤い字は菱町一色地区の小字です。熊ノ沢山については大きな白い看板に赤い字で書かれた山名標が山頂に設置されてしまったので、いまさら申し上げることはありません。当会でも標高と山名を記したプレートを下げてあります。

概念図でおわかりのように、309.5mのピークが本来「熊ノ沢山」と呼んでも差し支えない山です。しかるに、そこには立木に巻かれた赤いテープに“熊ノ沢第2展望台”と書かれています。これは如何なものかと。このコース、展望台とか休憩所とかテキトーに付けらたような呼称が氾濫していますが、立派な山頂に“熊ノ沢第2展望台”はいただけません。ま、展望台と付けただけあって、見事な展望地です。コース上、一色雷電山の上の伐採地に展望台という看板がついています。ここは従前から地元の一色地区の方達が整備されたコースで、記帳用のノートが入れられたポストが設置されています。これをヒントにされたのかどうか。安易なネーミングはやめて頂きたいと思う今日この頃であります。

で、山です。

ノートに“あにねこ”さんが記帳されていました。あにねこさん桐生の山も登ってるんだ。桐生在住の方が桐生の山に登るのに何の不思議もないのですが、ちょっと懐かしい気分になったので、ひとこと。

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